2011/10/14 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は、中国貿易統計が市場予想を下回ったことで世界的な景気の減速懸念を強める結果となりましたが、市場の反応は鈍く77円前半から半ばでの推移となりました。欧州市場に入ると欧州株が下げ幅を拡大して全面安となったことでリスク回避の動きが強まり、日本時間の18時には安値となる76.677円まで下げ幅を拡大しました。NY市場ではJPモルガンの7-9月期決算が予想を下回る結果が伝わったことでダウ平均が100ドル超の大幅下落となり、リスク回避の動きが継続。売り一巡後はスロバキアにてEFSF拡充案が承認されたことをきっかけに、株価が下落幅を縮小したことを受けて、ドル円は76.860円(前日比:-0.405円)まで値を戻して取引を終えました。

ユーロ円はギリシャをはじめとした欧州債務問題について特段目立った材料は見られず、前日の大幅上昇の反動もあって、東京市場では方向感に欠ける展開となりました。欧州市場では底堅さを示していた欧州株が下落したほか、ダウ先物も反落となったことでユーロ売りが優勢となり、下値のストップロスを巻き込みながら105.25円付近まで下落。NY市場ではスロバキア議会において再投票されていたEFSF(欧州金融安定ファシリティ)の拡充案が承認されたことで、安心感から巻戻しの動きが優勢に。ダウ平均も下げ幅を縮小させたことで106.518円(前日比:+1.968円)まで持ち直して取引を終えました。


≪2011年10月13日クローズ時点≫
ドル・円   :「ベア」売り58% 買い42%
ユーロ・円  :「ベア」売り79% 買い21%
ユーロ・ドル :「ベア」売り86% 買い14%
英ポンド・円 :「ブル」売り27% 買い73%
豪ドル・円  :「ブル」売り18% 買い82%
NZドル・円  :「ブル」売り31% 買い69%


【今日の主な経済指標】
08:50 JPY マネーストックM2[前年同月比] 9月
08:50 JPY 国内企業物価指数[前月比] 9月
08:50 JPY 国内企業物価指数[前年同月比] 9月
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分
09:00 SGD 四半期国内総生産(GDP、速報値)[前期比年率] 7-9月期
18:00 EUR 消費者物価指数(HICP、改定値)[前年同月比] 9月
18:00 EUR 貿易収支 8月
21:30 CAD 製造業出荷[前月比] 8月
21:30 USD 輸入物価指数[前月比] 9月
21:30 USD 輸出物価指数[前月比] 9月
21:30 USD 小売売上高[前月比] 9月
22:55 USD ミシガン大学消費者態度指数・速報値 10月
23:00 USD 企業在庫[前月比] 8月



今日のトレードポイント


スロバキアにおいてEFSF(欧州金融安定ファシリティ)拡充案が承認されたことを受けて、リスク選好の動きとなりましたが、14日からG20が開催されることもあり積極的に上値を追う展開とはなりませんでした。本日は輸入物価指数・ミシガン大学消費者態度指数などの重要指標を控えており、結果によっては短期的に方向を伴って動く可能性があるため、注意が必要になるかもしれません。



[今日の予想レンジ]
ドル・円 76.00-78.00  ユーロ・円 104.50-107.00  ポンド・円 119.50-122.50



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