2011/10/11 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は、ダウ先物の100ドルを越える上昇を受けて、リスク回避の巻き戻しが優勢となりました。ドル円はクロス円の上昇に引っ張られる形でじり高となり、日本時間の9時半頃には高値76.853円まで上昇。しかし、本邦勢が休日であることから次第に76.75円付近で膠着状態となりました。欧州市場に入ると、ギリシャに関する報道をきっかけに狭いレンジながらもドル売りが強まり、18時前には一時安値76.578円まで下落。NY市場ではダウ平均が大幅上昇で始まりましたが、米国はコロンブス・デーのため、取引参加者が少なく、76円台後半で方向感に欠ける推移となったまま、76.670円(前日比:-0.210円)で取引を終えました。

ユーロ円は、週末にベルギー大手金融機関のデクシアが事実上破綻となったものの、独仏首脳による欧州の銀行の資本増強への期待が強まり、103円代半ばで底堅い動きとなりました。欧州市場に入ると、トロイカによるギリシャ救済協議の報道が好感されて、104.30円付近まで上げ幅を上昇。NY市場に入っても欧州の債務問題に対する懸念が後退したことを背景にユーロ買いが継続しました。ダウ平均が大幅反発したことも後押しとなり、日本時間の1時頃には高値104.991円まで上げ幅を拡大しました。ギリシャの次回融資に関する調査結果が明日にも発表される見通しとなったことで、高値を付けた後は徐々に様子見ムードが強まり、104.636円(前日比:+1.800円)まで値を崩して取引を終えました。


≪2011年10月10日クローズ時点≫
ドル・円   :「ベア」売り55% 買い45%
ユーロ・円  :「ベア」売り82% 買い18%
ユーロ・ドル :「ベア」売り87% 買い13%
英ポンド・円 :「ブル」売り30% 買い70%
豪ドル・円  :「ブル」売り20% 買い80%
NZドル・円  :「ブル」売り40% 買い60%


【今日の主な経済指標】
08:01 GBP 英小売連合(BRC)小売売上高調査[前年同月比] 9月
08:01 GBP 英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数 9月
08:50 JPY 国際収支・経常収支 8月
08:50 JPY 国際収支・貿易収支 8月
09:30 AUD NAB企業景況感指数 9月
14:00 JPY 消費者態度指数・一般世帯 9月
15:00 JPY 景気ウオッチャー調査-現状判断DI 9月
17:30 GBP 鉱工業生産指数[前月比] 8月
17:30 GBP 製造業生産指数[前月比] 8月
21:15 CAD 住宅着工件数 9月
03:00 USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
03:00 USD 月次財政収支 9月


今日のトレードポイント


ユーロ圏の金融システムに対する過度の警戒感が後退し、ギリシャ向け融資の期待が高まったことで株式相場は急反発となり、リスク回避の巻き戻しが強まっています。トロイカによるギリシャ救済協議の結論を本日に出すと報じられており、結果を見極めようとする動きが一段と強まりそうです。ユーロを中心に方向感を伴った動きとなる可能性があるため、ポジションを取る場合には注意が必要となるかもしれません。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 75.00-77.50  ユーロ・円 102.50-105.50  ポンド・円 118.00-121.00


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