2011/10/6 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は序盤、一部報道機関が「日本政府が欧州金融安定ファシリティー(EFSF)債の追加購入検討」と報じたものの、安住財務相がEFSFの追加購入検討について「何も決まっていない」と発言したことを受けて売りが強まり76.60円付近まで軟化しました。欧州市場に入ると、英四半期国内総生産とユーロ圏小売売上高が市場予想から下回り、リスク回避の動きが強まったものの、ドルと円が安全通貨同士のため大きな動きはなくレンジ内での取引に。NY市場では、米ADP全国雇用者数とISM非製造業景況指数がともに市場予想を上回ったことで、リスク選好の高まりからドル買いが強まり一時77.067円まで上昇。しかし買い一巡後に、原油相場の大幅反発を背景に資源国通貨買いが強まったことを受けて、対豪ドルでのドル売り圧力からドル円は上値を削られる展開となり76.764円(前日比:-0.084円)まで下落し取引を終えました。

ユーロ円は、東京市場で安住財務相が欧州金融安定ファシリティー(EFSF)債の追加購入検討について「何も決まっていない」と発言したことをに嫌気し、ユーロ売りが強まると101.618円まで下落しました。その後、藤村官房長官や財務省高官から「EFSF債の購入方針に変わりはない」との発言を受けて102.00円付近まで持ち直し。欧州市場に入ると、欧州の景況感の悪化を示す経済指標の発表を受けてリスク回避の円買いが強まる場面も見られたものの、欧州中央銀行(ECB)によるユーロ各国の国債購入観測が下支えとなり102円台前半で堅調に推移しました。NY市場では、強い米経済指標を受けてNYダウが前日比プラスに転じると、投資家のリスク許容度が改善しユーロ買いが優勢になると102.400円(前日比:-0.140円)まで上昇し取引を終えました。


≪2011年10月5日クローズ時点≫
ドル・円   :「ベア」売り58% 買い42%
ユーロ・円  :「ブル」売り38% 買い62%
ユーロ・ドル :「ベア」売り60% 買い40%
英ポンド・円 :「ブル」売り18% 買い82%
豪ドル・円  :「ブル」売り13% 買い87%
NZドル・円  :「ブル」売り22% 買い78%

【今日の主な経済指標】
16:15 CHF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 9月
19:00 DEM 製造業新規受注[前月比] 8月
20:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
20:45 EUR 欧州中央銀行(ECB)政策金利
21:30 CAD 住宅建設許可件数[前月比] 8月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
23:00 CAD Ivey購買部協会指数 9月


今日のトレードポイント


本日のイベントは、英中央銀行金利、欧州中央銀行政策金利 、米新規失業保険申請件数、トリシェECB総裁の会見等が予定されています。英欧の政策金利は据え置きが確実と見られているものの、依然としてギリシャの財政問題が懸念材料となっており政策金利発表後のトリシェECB総裁の会見に注目したいです。一方、ドルは今週の米経済指標が好調なことから、明日の米雇用統計までは底堅く推移するものと見られます。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 76.00-77.50  ユーロ・円 101.00-104.00  ポンド・円 117.00-120.00

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