2011/10/5 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は序盤、仲値に向けてドル買いが強まり76.75円付近まで上昇したものの、その後は新規取引材料に乏しく方向感が定まらなかったことで76.70円付近での揉み合いとなりました。欧州勢参入後は、米格付け会社S&Pが「欧州において二番底のリスクが高まっている」との見解を示したことを背景に、リスク回避のドル売り円買いが強まり76.546円まで軟化。しかし、売りが一服したことで買い戻しを誘うと76.65円付近まで値を戻し底堅い動きになりました。NY市場では、バーナンキFRB議長が上下両院合同経済委員会で「FOMCは米経済支援へ適切な追加行動を取る用意がある」と発言したことを受けて、追加金融緩和への期待が高まり円売りが優勢に。引けにかけて、NYダウが前日比プラス圏に急反発したことで、投資家のリスク志向の高まりからドル買いが強まり前日比:+0.202円となる76.848円まで上昇し取引を終えました。

ユーロ円は序盤、前日のNY市場での大幅下落を受けて調整目的の買いが散発的に入ると101.40円付近まで強含む展開になりました。欧州市場では、欧州の財政問題を背景にベルギー最大手行のデクシア株が急落したことを受けて、欧州株式が大幅安になるとリスク回避の動きが強まり一時100.80円付近まで軟化。NY市場に入ると、スイス国立銀行(SNB)が対ユーロでのスイスフランの下限水準を引き上げるとの噂が市場で広がるとユーロ買い圧力が強まりました。また、引け間際に英FT紙が「EU財務相らは金融機関に共同で資本注入を行う支援策を検討している」と報じるとNYダウが大幅上昇し、リスク選好のユーロ買いから102.540円(前日比:+1.477円)まで上昇し取引を終えました。


≪2011年10月4日クローズ時点≫
ドル・円   :「ベア」売り55% 買い45%
ユーロ・円  :「ブル」売り29% 買い71%
ユーロ・ドル :「スクウェア」売り50% 買い50%
英ポンド・円 :「ブル」売り16% 買い84%
豪ドル・円  :「ブル」売り 6% 買い94%
NZドル・円  :「ブル」売り14% 買い86%

【今日の主な経済指標】
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 9月
17:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 9月
17:30 GBP 四半期国内総生産(GDP、確定値)[前期比] 4-6月期
17:30 GBP 四半期国内総生産(GDP、確定値)[前年同期比] 4-6月期
17:30 GBP 四半期経常収支 4-6月期
18:00 EUR 小売売上高[前月比] 8月
18:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 8月
20:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
20:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 9月
21:15 USD ADP雇用統計[前月比] 9月
23:00 USD ISM非製造業景況指数(総合)9月



今日のトレードポイント


本日のイベントは、英四半期国内総生産、ユーロ圏小売売上高、米MBA住宅ローン申請指数、米ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数など複数の発表が予定されています。なかでもADP雇用統計は米雇用統計の先行指標として注目度が高く、世界経済の失速を背景に予想より弱めの数字が出た場合に備え、慎重姿勢で臨みたいでしょう。また、引き続き欧州の財政問題に関する要人発言やニュースに警戒感を高めておきたいです。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 76.00-78.00  ユーロ・円 100.00-103.50  ポンド・円 116.50-120.00


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