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金一筋24年の大ベテランが最後に味わった大きな失敗



多くの金投資家は、株やFX、先物など、さまざまな投資経験の末に辿り着いた人が多い。だが、愛知県在住の谷川義輝氏(仮名・62歳)は変わり種だ。谷川氏は、株などには一切興味がなく、唯一の投資が24年前に始めた金投資だけという筋金入りのゴールドマンなのだ。

そんな谷川氏の金を買うきっかけは、'85年のプラザ合意だ。

「米ドルが、1日で20円も下がったのを見て、こりゃあかんと思ったんです。じゃあ、世界中のどこにいっても価値が変わらんもんは何か?って思ったのは……」

思い立ったが吉日。谷川氏はさっそくデパートに行き、1オンス金貨を購入した。

「確かその頃は、1gが2200円くらいだったと思うんです。1オンス金貨が6万円弱くらいだったかなぁ……。金貨っていっても、けっこう手にずっしりくるんです。それでもう虜 (笑)」

それからというもの、谷川氏は毎月デパートで1/4〜1/2オンスの金貨を1〜2枚購入するようになったのだった。

「'95年からしばらく金が下落したときは、『大丈夫!』と心に決めて我慢 しましたね。あのとき心が折れてたら、今頃は臍ほぞを嚙む思いをしてたでしょうね」

読みは当たり、その後の金相場は右肩上がり。しかし、最後の最後で、谷川氏は読みを間違えてしまったのである。

「アパートを建てることになったんで、売ったんですよ。最終的に金は現物で2・5kgくらいあった んかな。それがよりにもよって、今年の春先なんですよ……」

なんと谷川氏、一時的な暴落時に運悪く売ってしまったのである。

「結局、1g2500円で売ったから625万円、それが2か月したらまた3000円。125万円儲け損ねりゃ頭にきますよ(苦笑)

こうした経験をした谷川氏に、金投資の注意点を聞いてみた。

「まず、絶対に長期保有がオススメ ですな。僕の夢は金の茶室つくるってのがあったんですわ(笑)。そのくらいの目標設定でいいんです 。あとは売ることを目的にしないことですね。持っていることに価値がある。それが金の魔力でしょう



谷川義輝氏
バブル景気を横目に、株などに脇目もふらずに金投資一筋に生きた超堅実派。
現在は繊維商社を退職し、アパート経営をしながら悠々自適な生活を送っている