僕たち金投資で毎日が光り輝いています!




義理で始めた純金積み立て今では当時の3倍に!



 '98年に自分が勤める会社が純金積み立ての商品を販売することなり、同期の営業マンから協力を依頼されたのがきっかけで金投資を始めたという為替遊朗さん。それまでの投資のメーンはFXで、金投資はなかば職場の義理でスタートしたというわけだ。

 「当時は、ちょうどEUの通貨統合を控えた時期で、ヨーロッパ各国の中央銀行が手持ちの金を市場に投げ売っている真っただ中だったんですね。なので、金価格は下落の一途を辿っていました。義理でやむなく始めたとはいえ、周囲の友人たちからは"アホ"呼ばわりされていましたよ」

 そう振り返る為替さん。しかし、下落の一途と思われた当時の価格もすぐに底をつき、V字回復。'98年には1gあたり1000円強だった金価格も、今では3000円と3倍近い爆上げに。この不況のさなか、着々と含み益を生み出しているというのだから、本当に"アホ"だったのは周囲の友人のほうということだ。

 投資金額は、毎月5000円の積み立てと手軽。それでも、この11年で60万円に。含み益まで考慮すると、500g のゴールドバーに手が届くのも遠くはない。

 「実際の金相場の底は'00年、'01年あたりなので、始めた当初から地金をドンと買っていたら唸っていたでしょうし、証拠金を積んでレバレッジをかけて投資をしていたらすぐに追証がかかってすっ飛んでいたでしょうね。だから、毎月5000円程度の積み立てだったからよかったという部分もあります。基本はFXで、あくまで金投資は分散投資の一部という位置付けで積み立てておいたことが、いざというときのセーフティーネットとして十分すぎるほど機能している。その意味で、純金積み立てという選択は正解だったと思います」

 一般的なサラリーマンの資金量で投資する場合、やはり先物は危険。定期の純金積立が適正かつ最も安心できる方法なのだ。「金投資って、FXや株のデイトレとはまったく別物として考えるべきだと思います。市場の流動性などを踏まえると、同じ感覚で始めたら絶対に馴染まないし、失敗する。サラリーマンの給料で毎月5万円も10万円も積み立てられるはずもないし、FXのように短期で何倍にもしたいと欲をかかないほうがいい。その証拠に、金投資って手数料が以外と割高なんですよ。だから長期的な投資と割り切ることが大切だと思いますよ」

 逆に言えば、先行きがまったく読めない今の時代、それだけ安心して腰を据えて投資できる対象は金くらいなもの。目まぐるしく変化する市況に、パソコンの前に張り付いたり、ストレスを抱えて眠れぬ夜を過ごすなんてこともない。

 「株は本当に紙切れになってしまうリスクを背負って投資しなくてはいけませんからね。それに引き換え、金の価値がまったくなくなってしまうことはあり得ない。たしかに、高止まりしている今の金相場にこれから入っていこうという人は、どこかで含み損で頭を抱えるときがやってくるかもしれません。いくら安全とはいえ、無理な投資は控えたほうがいいでしょう。月々数千円でもいいので、超長期の投資だと思って、投げ売りするような局面をつくらないようにするのが大切。あと、積み立ては現物が手元にあるわけではないので、取引業者選びも慎重に。そこさえ押さえておけば、きっと金が自分の身を助けてくれるときが来るはずですよ」

 金投資は堅実の代名詞なのかもしれない。



為替遊朗氏
商社勤務の47歳。ローンでマイホームをきっかけに投資を始める。
ブログ「飲み代稼ぐぞ!小遣い3万円からの脱出日記」
http://www.kawaseikka.com/yuro/fx/