2011/9/23 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は、東京市場ではアジア株が軟調に推移する中でリスク回避のドル買いが優勢となりました。仲値に向けて徐々に上げ幅を拡大し、ストップロスの買いを巻き込みながら日本時間10時には高値76.965円まで上昇しました。その後、3連休前とあって高値を付けた後は76.80円付近でもみ合いの展開に。欧州市場では欧州株が軟調に推移したことや、世界的な景気減速への懸念が増す中でドル円はじりじりと値を下げて76.10円台前半まで下落。NY市場に入ると、ダウ平均が前日比370ドル前後まで下落したことで、日本時間23時に安値76.088円を付けました。その後は米景気先行指数や同住宅価格指数が市場予想を上回ったことで株価が小幅に持ち直し、安住財務相が「過剰な円の上昇には断固たる行動を取る」との発言したことで介入が警戒され、76.30円付近まで反発しました。円高牽制発言を受けた後は方向感を失い、膠着状態となったまま76.252円(前日比:-0.373)で取引を終えました。


ユーロ円は、米株先物が軟調に推移するなか、リスク回避のドル買いによるドル円の上昇につれて買いが優勢となり、ユーロ円は日本時間10時に高値104.368円まで上昇しました。欧州勢の参入後は、軟調な株価や商品相場の影響を受けてリスク回避の動きが一段と高まり、独・ユーロ圏の経済指標が軒並み弱かったことも拍車をかけ、ユーロ円は2001年6月以来となる102円台まで下落しました。NY市場入りにかけては連鎖的な世界株安による景気の二番底が懸念され、日本時間21時半過ぎには安値102.214円まで下げ幅を拡大。しかし、英紙フィナンシャル・タイムズによる、「EUが16の銀行に対して資本増強のスピードを早める」との報道が材料視されるとストップロスの買いオーダーを巻き込みながら、103.30円近辺まで急反発しました。しかし、上値の重さ自体を払拭させることはできず、徐々にユーロ買いの勢いは失われ、102.713円(前日比:-1.277)まで下落して取引を終えました。


≪2011年9月22日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り 4% 買い96%
ユーロ・円  :「ブル」売り15% 買い85%
ユーロ・ドル :「ブル」売り40% 買い60%
英ポンド・円 :「ブル」売り 9% 買い91%
豪ドル・円  :「ブル」売り 6% 買い94%
NZドル・円  :「ブル」売り15% 買い85%


【今日の主な経済指標】
14:00 SGD 消費者物価指数(CPI)[前年比] 8月
15:45 FRF 消費者信頼感指数 9月
15:45 FRF 企業景況感指数 9月


今日のトレードポイント


世界株式の連鎖安を背景にリスク回避志向のドル買いが急速に進んでおり、ドル円は史上最安値と介入を警戒する神経質な動きが継続しております。本邦勢が連休入りすることから、投機的な仕掛けで円高が加速する可能性がある為、株価動向に伴うリスク許容度には注意が必要となりそうです。



[今日の予想レンジ]
ドル・円 75.00-77.50  ユーロ・円 103.00-105.50  ポンド・円 118.50-121.00


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