★システム系Cカスタマイズ型★



相場に合わせて自分流のシステムを構築!



これまで紹介したのは「トレーダーに乗っかる」「誰かが作ったロジックを利用する」といった、すべて他人任せの自動売買。しかし、自分のお金を運用する以上、「すべてを他人に任せるのは不安」「自分の手法を自動化したい」という投資家もいるだろう。そんな人にお
すすめなのが、専門的なプログラムの知識がなくても利用できる「カスタマイズ型」だ。

例えば、「プログラム型」でも紹介したMT4は、自動売買をしていない多くの個人投資家にも利用されているチャートソフトだが、カスタマイズすれば自動売買が可能だ。その方法を解説するにはページが足りないので割愛するが、「MT4 自動売買」などで検索すればさまざまなサイトが出てくるので見てみよう。

現在、MT4で自動売買ができる証券会社は国内では121証券、フォーチュンキャピタル、ODL Japanなどに限定されるので、自動売買をするにはそれらのFX業者への口座開設も必要になる。

また、これも前述したひまわり証券の「トレードシグナル」という売買プラットフォームも便利。500種類以上のロジックが搭載されており、それを組み合わせて自分流のシステムを作り、それをひまわり証券の口座につなげれば自動売買が可能になるのだ。

バックテストも簡単にできて、テクニカル指標のパラメータを最適化する便利な機能もついている。しかも、それらのほとんどがクリック&ドロップで操作できるので複雑なプログラム言語がわからない人でも利用できる。

このように、今はさまざまなタイプの「自動売買サービス」が登場し、FX業界の新しいトレンドとなっている。しかし、どれを利用するにしても過信は禁物。完全にお任せにしていては勝つどころか損失が膨らむ可能性もあることを肝に銘じて自動売買を楽しもう。



怪しい業者、負けまくるサービスも……
こんな業者には気をつけろ!


今、FXの自動売買サービスはちょっとしたブームになりつつあり、今後、さまざまな業者がサービスを展開することになるだろう。そこで注意したいのは、高額な価格でサービスを提供する業者だ。

今回の特集では、特定の投資顧問や有名トレーダーが行っている有料の自動売買やシグナル配信を排除したが、その理由はお金を出さない限り、サービスの内容が明確にはわからないため。

例えば、「ZuluTrade」などは登録しているシグナルプロバイダーにユーザーがいてもいなくても関係なく、むしろユーザーが利用してくれることで利益を生み出すビジネスモデルなので、開示されているシグナルプロバイダーの成績は信用できるだろう。

しかし、高額な自動売買のプログラムを販売することで利益を得ているる業者の場合、業者側が出している成績が本当なのかどうかを検証するのは非常に難しい。

例えば、ある有名FXブロガーも参加していた自動売買プログラムは「複数の有名トレーダーのトレードに乗れる」ことを宣伝文句に数十万円で販売されていたが、実際にそのシステムが稼働し始めるとトレード結果は散々なものだった。しかも、FXブロガー同様、最初に登録していたほとんどのトレーダーが最終的には利益を出すことができず、高いお金を払って購入した投資家は、誰に乗っても勝てないという最悪な状況になったのだ。やがて、最初に登録されていたトレーダーのほとんどが、そのサービスから姿を消してしまった……。

もちろん、これは当時の相場の状況なども関係しているとも考えられるだろう。しかし、自動売買サービスが相場の状況に左右されるからこそ、高額なサービスを購入する際には十分に注意する必要があるとも言えるのだ。