★システム系Aサーバー型★



FX業者による運営で信頼度はピカイチ!



「システム系」の自動売買で最初に取り上げたいのが「サーバー型」。

システムトレードというと「専用PCを用意して、複雑なシステムを動かす知識」が必要だという先入観があるが、これは「FX業者のサーバーで動く、FX業者が用意したロジックを選ぶだけ」というお手軽さが魅力。

「サーバー型」の代表的なサービスがFXCMジャパンで使用できる「らくちんFX」と、ひまわり証券で近日サービス開始予定の「エコトレFX」だ。ともにFX業者が提供しているサービスだ。

これらにはあらかじめ設定されたロジックに沿って売買されるシステムが搭載されており、それらの過去の成績を見ながら選ぶだけという簡単さ。「らくちんFX」には約700種類、「エコトレFX」には約130種類のシステムが搭載されているので、相場状況を見ながら、選ぶシステムを決めることがポイントになる。

ともに搭載システムの過去の成績や特徴などの詳細も公開されているので、複数のシステムを組み合わせたポートフォリオを組むことで、リスクを抑えながら自動売買を利用することもできる。

前述の「裁量系」と似ているサービスだが、「システム系」だけにロジックに沿ってきっちりと売買されるので、損失を抑えてコツコツ稼ぐ堅実なトレードを目指すならこちらのほうが向いている。

しかも、FX業者が直接運営しているので自動売買の執行の遅延などの障害も少ないので安心だ。



★システム系Bプログラム型★



高額な商品も多く、選ぶ際には注意が必要



従来のシストレのイメージにもっとも近いのが「プログラム型」。

システムトレードを制作、販売する業者からプログラムを購入し、それを証券会社のトレードシステムや、世界的に有名な無料のチャートソフト「MetaTrader4(以下、MT4)」や「ディールブック」にインストールして使用する。

このタイプで注意が必要なのは、これまで見てきたタイプが基本的には無料で利用できるのと異なり、プログラム自体が数十万円もするような高額な商品が多い点。しかも、そのプログラムが本当に有効なのか、実際に購入して実行するまではわからないことが多い もちろん、購入サイトでは過去の相場での成績なども表示されているが、それが真実なのかどうか、たとえ過去は有効だったとしても、これから先の相場で通用するかどうかも未知数だ。

そんな中で今回紹介するのは、システムトレードの著作もあり、日経平均先物などのシステムトレードで有名な「ウエストビレッジインベストメント」が開発した「ドル円もん」と、さまざまなトレーダーが開発したプログラムを販売している「FX-on.com」。

「ドル円もん」はひまわり証券が採用している売買プラットフォーム「トレードシグナル」にインストールするプログラムで、今年7月に販売開始。含み損を考慮した日中最大ドローダウンをいかに少なくしてリスクを抑えるかに焦点を当てているが、バックテストでは5万円の資金で1万通貨を売買した場合(レバレッジ20倍)、過去5年間で約40万円の利益を上げる好成績を出している。価格は17万8000円で、さらに「ドル円もん」を動かすには「トレードシグナル」の使用料が月額1万4700円かかるので、ある程度の大きな資産で安定的に運用したい人が対象になるだろう。

一方、「FX-ON.com」は、後述する「シグナル配信」も行っている会社だが、月額3000〜1万9800円というお手頃価格でプログラムを販売している。プログラムの制作者はプロの投資顧問から個人投資家までさまざまで、現在は約80種類を販売中。もっとも多いプログラムで30人ほどが利用しているという。「FX-ON.com」側でも稼働状況を確認しているが、当然成績が悪いプログラムもあるので購入する際にはしっかり調べよう。月額2万円以下なので、いろいろなプログラムを乗り換えながら利用してみてもいいかもしれない。