2011/9/13 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は、独財務相が「ギリシャは次回融資条件を満たしていない」と発言したことを受けて、ギリシャのデフォルト懸念が再燃し、リスク回避の動きが優勢となりました。ユーロ円を主導としたクロス円の下落基調につられて、ドル円もじりじりと下げ幅を拡大させる展開となり安値76.75円まで下落しました。欧州勢参入後は急ピッチの下落だったことから買い戻しが入り、ドル円は77円を超える水準まで推移しましたが、欧州株の戻りが限定的であったことで上値は重い展開に。NY市場では方向感がない中、ユーロ圏の債務問題を背景にリスク回避のドル買いが進みましたが、NY市場終盤にイタリアが中国ファンドとイタリア国債購入について協議すると報じられると再び巻き戻される展開となり、77.230円(前日比:-0.379)で取引を終えました。

ユーロ円は、シュタルクECB理事が辞任を表明したことで欧州の債務問題への懸念が拡大し、東京時間早朝から売りが先行しました。その後も売りが加速し、欧州入りにかけて2001年6月以来の安値103.88円まで下落。しかし前述の安値を付けた後は下値で買いが入り、更に下値を試す動きまでは見られず、もみ合いとなりました。欧州市場に入ると、徐々に買い戻しが入り105円近辺まで値を戻しましたが、NY市場に入るとダウ平均が軟調に推移したこともあり、ユーロ圏に対する債務懸念が強まったことで積極的な買いは控えられ、前日比-0.349円となる105.597円で引けました。


≪2011年9月12日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り11% 買い89%
ユーロ・円  :「ブル」売り21% 買い79%
ユーロ・ドル :「ブル」売り10% 買い90%
英ポンド・円 :「ブル」売り 7% 買い93%
豪ドル・円  :「ブル」売り18% 買い82%
NZドル・円  :「ブル」売り20% 買い80%

【今日の主な経済指標】
10:30 AUD NAB企業景況感指数 8月
14:30 FRF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 8月
15:45 FRF 経常収支 7月
16:00 ZAR 四半期経常収支 4-6月期
17:30 GBP 貿易収支 7月
17:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前月比] 8月
17:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 8月
17:30 GBP 小売物価指数(RPI)[前月比] 8月
17:30 GBP 小売物価指数(RPI)[前年同月比] 8月
21:30 USD 輸入物価指数[前月比] 8月
21:30 USD 輸出物価指数[前月比] 8月
03:00 USD 月次財政収支 8月



今日のトレードポイント


本日も、ギリシャをはじめとする欧州債務問題が焦点となり、ユーロの動きに注意が必要となるかもしれません。週末に開催されるユーロ圏財務相会合を控えるなか、積極的な買い材料は乏しく、クロス円はユーロを主導に上値の重い展開となりそうです。しかし、昨日のイタリアと中国系ファンドによるイタリア国債購入について協議等のニュースなど突発的な好材料に反応しやすい地合いと言えるため慎重な判断が求められそうです。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 76.00-78.00  ユーロ・円 103.50-106.50  ポンド・円 121.50-123.50


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