鉄は熱いうちに打てとばかりに、早速、実際のFX口座で兄貴スキャルを試してみることにした貧乏学生のオレ。まずはチャートを兄貴と同じようにセッティング。一目均衡表と移動平均線(SMA)を4本(5、25、75、200)。通貨ペアはポンド/円を中心に、米ドル/円やユーロ/米ドル、ユーロ/円の5分と15分のチャートを中心に見ながら、チャンスを探していくことに。トレード枚数は元手が10万円ほどなので、慎重に1万通貨単位。でも、これならよほど連敗が続いても、大きく失うことはないはず。

 さて始めるか、と思った途端、ポンドが急落中! 慌てて飛び乗って売ろうと思ったが、ここで兄貴からアドバイスが。

 「オレが勝てるのはガマンできるから。考えなしに慌てて入っても文無しになるだけだよ。そんなときは、慌てないで5移動平均に戻ってくるのを待って戻り売り

 相場が動いているとつい飛び乗りたくなるのは素人の悪いクセ。
でも、飛び乗っていい結果になることは滅多にない。チャートを見ると1円くらい落ちているが、どうやらイギリスの経済指標が予想より悪かった模様。ここは5SMAにタッチして、また下がってから売り、と。指標のときは相場が急変するので慌てがちだが、兄貴の言葉にしたがって幸先よく勝利でスタート。早くも16pips獲得!
改めて兄貴スキャルの有効性を確認。ここで自分なりのルールを1つ制定することに。


[1]売買するときは移動平均線か雲を抜けるか、タッチしたときのみ



 値動きが大きいときは根拠なく飛び乗りたくなるが、そこをグッと堪えて、チャンスを待つのだ。兄貴のトレードを見ていてもうひとつ気づいたのは、15分足などのトレンドには順バリでも、5分足では逆バリとなるケースが多いこと。

 「スウィングだったら、トレンド順バリでポジションとって"放置ング"でいいんだけど、スキャルなら逆バリ。天井で売るか底で買って、4〜5p ips抜けたらさっさと手仕舞えって言ったろ?」

 その後、全然エントリーできずにいるオレを見た兄貴は徐々にピリピリムードに。若干の恐怖を覚えながらも、エントリーポイントを明確にするため、自分なりのルールその[2]をつくる。



[2]15分足で、雲より上にいるときは買いのみ、下は売りのみ


 「雲の中にいるときは揉み揉み(揉み合い相場のこと)だから、やらないよ」と兄貴。15分足でトレンドを見て、5分足で押し目・戻りのポイントを待つ ことに。15分足のトレンドが下だったら、5分足が上がるのを待って、明星や毛抜き天井などの反転シグナルで売りエントリーする感じ。






















兄貴
2008年6月にFXを開始し、1000万円を1億5000万円にした兄貴。
「FXデイトレード兄貴の随筆」