2011/8/31 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は序盤、前日のNY市場での高値が意識され76.979円まで上昇したものの、心理的な節目である77.00円を前に上値の重さを確認すると76.85円付近まで反落した。その後も、上海株式が軟調になるとGLOBEXのNYダウ先物で下げ幅を拡大するなど、リスク回避の円買いが強まり76.65円付近まで下押し。しかし、欧州勢参入後は、ドルストレートを中心にドル買いが進行したことから、ドル円は76.90円付近まで小幅に反発した。NY市場では、米消費者信頼感指数が44.5と市場予想の52.0から大幅に低下したことを受けて、ドル売りが強まると76.622円まで下落した。引けにかけて、注目されていたFOMC議事録が公表され、追加金融緩和策(QE3)への期待が高まりドル売りが散発的に入ったものの、下値での円売り介入警戒感も根強く膠着状態になると前日比-0.125円となる76.711円で取引を終えた。

ユーロ円は、新規取引材料が乏しく111.60円前後での小動きに終始していたものの、米格付け会社S&Pが「低成長が欧州の2番底リスクを増大させる」との見解を示したことに嫌気しユーロ売りが強まると111.00円付近まで軟化した。欧州市場に入っても、英フィナンシャルタイムズ紙が「ECB、インフレリスク再考」と報じたことが重しとなり、ユーロ売りが一段と強まり110.448円まで下げ幅を拡大した。NY市場では、FOMC議事録で追加緩和策(QE3)への期待が高まりを受けて、NYダウが前日比マイナス圏からプラス圏に転じたことでリスク回避が後退し110.808円(前日比-0.694円)まで戻し取引を終えた。

≪2011年8月30日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り7%  買い93%
ユーロ・円  :「ブル」売り22% 買い78%
ユーロ・ドル :「ベア」売り68% 買い32%
英ポンド・円 :「ブル」売り8%  買い92%
豪ドル・円  :「ブル」売り20% 買い80%
NZドル・円  :「ブル」売り52% 買い48%

【今日の主な経済指標】
14:00 JPY 新設住宅着工戸数[前年同月比] 7月
15:00 DEM 小売売上高指数[前月比] 7月
15:00 DEM 小売売上高指数[前年同月比] 7月
16:55 DEM 失業者数[前月比] 8月
16:55 DEM 失業率 8月
18:00 EUR 消費者物価指数(HICP、速報値)[前年同月比] 8月
18:00 EUR 失業率 7月
19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
20:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
20:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 8月
21:00 ZAR 貿易収支 7月
21:15 USD ADP雇用統計[前月比] 8月
21:30 CAD 月次国内総生産(GDP)[前月比] 6月
21:30 CAD 四半期国内総生産(GDP)[前期比年率] 4-6月期
22:45 USD シカゴ購買部協会景気指数 8月
23:00 USD 製造業新規受注[前月比] 7月



今日のトレードポイント


本日のおもなイベントは、ユーロ圏消費者物価指数、加四半期国内総生産(GDP)、米ADP雇用統計、米シカゴ購買部協会景気指数、米製造業受注になります。今週末に米雇用統計を控えていることから、ADP雇用統計に注目が集まりそうです。その他では、野田新総理が円高に対して強い懸念を示しており円売り介入に踏み切る可能性にも注意する必要がありそうです。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 75.80-78.00  ユーロ・円 109.00-112.00  ポンド・円 123.50-127.50

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