ポストFXの大本命がそろい踏み!

資源高、株価好調のいまこそスタートのチャンス



まったく新しいCFD「くりっく株365」が東京金融取引所に上場。株価指数で取引するため、為替よりも株で勝負をしたいというトレーダーにはうってつけの投資法だ。さらにはコモディティの高騰などCFDを巡る状況は大きく好転。"CFD新時代"の儲け方に迫った!



初心者から熟練者まで楽しめるくりっく株365の魅力とは?


FXが通貨を売買するのと同じように、レバレッジをかけて株や株価指数、金や原油などの商品を売買できるCFD(差金決済取引)。

本格的に日本に上陸を果たしたのはわずか3〜4年前だが、それ以降、業者数や取引金額は着実に増加している。そして昨年11月には、東京金融取引所が主宰する取引所CFD「くりっく株365」が満を持して登場した。

くりっく株365は、FXにおける「くりっく365」と同じように、日本初の公的な取引所で扱われるCFDだ。くりっく株365の登場により、CFDのトレード環境はよりいっそう整備され、ポストFXの大本命に躍り出たと言っても過言ではないだろう。

しかし、なぜCFDがここまで注目されているのだろう?

「今の時代だからこそ、投資家にはCFDが必要なのです」というのは、自身もCFDをトレードするアナリストの陳満咲杜氏だ。

「黙っていても株価が値上がりした古き良き時代なら、株を買ってホールドすればそれなりの財を築けました。リスクヘッジは、分散投資をしておけばよかった。しかし今や、日本でも欧米でも株式が右肩上がりの市場は終わり、これからはリーマンショックのようなボラティリティの激しい相場を何度も経験するでしょう。そんな市場で分散投資はリスクヘッジになりません。だからこそ損失を回避するために、CFDやFXのようなレバレッジを効かせて短期の値動きを取っていく資金運用のニーズが高まるのです」

先の見えないこの時代、求められているのは、投資ではなく投機だと断言する。

「はっきり言って、短期トレードは投機です。投機の需要が高まるというのは、我々が生きている今が良い時代ではないという証拠ですが、それを認めるしかありません。もちろん資産をすべて投機してはダメ。しかし暴落時に泣かないためには、資産の一部を投機に回して備えておくことは必要です。もし90年代の日本にCFDがあったら、バブル崩壊が投資家にもたらしたダメージは激減したと思いますよ」


CFDにはFXにないメリットが多数


しかしレバレッジをかけた短期売買なら、FXがある。CFDでなくてもいいのでは?

「もちろんFXで勝てる人なら、それで十分です(笑)。 しかしCFDには、FXにないメリットがあります。一番大きいのは、為替よりも株や商品のほうがボラティリティが高いこと。為替の変動は大きくても1日2%くらいですが、株価指数なら大きいときは4〜5%にもなります」

「ボラティリティが小さいなら、その分レバレッジを上げればいい」と言う人もいるが、それは素人考えだと陳氏は指摘する。

「相場が動いていないときは一瞬で判断しないと取れませんが、勢いよく動いていれば多少遅れても乗ることができます。つまり勝ちやすいんです。また為替に比べ、株のほうが景気や社会情勢にリンクして素直に動くので、特に投資経験がまだ浅い初心者にはアプローチがしやすいと思います」

つまり、これからFXをはじめるくらいなら、CFDのほうがお勧めなのだ。





陳満咲杜氏

日本のFXの黎明期から業界に関わるトレーダー兼アナリスト。主な著作は『CFDトレーディングの真実』(扶桑社)など