ドイツ関連の日本株は自動車・機械産業を攻めろ!




ドイツの個別株を仕込むのはやや荷が重いという人は、国内の関連株に注目を。小川氏いわく、まず狙うべきはやはりドイツの輸出の根幹を担う「自動車産業関連」。

「日本とドイツは産業形態が似ていて、両者とも自動車・機械の輸出大国です。特に自動車は、ドイツ企業と提携する日本企業も多いので、そこを攻めるのは鉄則です」

続いて、押さえておきたいのは、「機械関連銘柄」。

「ドイツの主力産業のひとつである太陽電池関連も注目ですね。ドイツの大手太陽電池メーカーとパートナー契約を結んだ昭和シェルや、太陽電池の製造装置で世界的にも高いシェアを誇る国内メーカーのエヌ・ピー・シー。あとは、ドイツ有数の工作機械大手のギルデマイスターと提携する森精機など。さらに、現在、EU内でもスマートフォンが人気ですが、そのスマートフォンのパネル基板を製作し、ドイツ企業と業務提携も結んだメイコーなども期待できます」

一見、遠い国のように感じるドイツだが、実は、技術力が売りの輸出大国日本とは共通する点も多い。得意ジャンルが重複するからこそ、ドイツの成長と一緒に躍進する可能性も高いということか。





小川佳紀氏

フィスコ株式リサーチ部アナリスト。国内証券に在籍後、’09年5月に同社へ入社。一部上場から新興国まで、幅広い株式分析に携わる。日本証券アナリスト協会認定会員でもある


多田靖志氏

投資教育企業である180代表。また、会員制投資クラブ「180投資クラブ」の運営者でもある。アメリカの市場を主に、海外投資の教育などに携わる。個人投資家としても活動