「いきなり株に10万円投資するのは怖かったんですが、1万円なら『ダメならダメでいいか』と諦めもつくと思って、小額でできるFXをはじめたんです」

というセロリさんは、FX歴1年4か月ながらコンスタントに月100万円を稼ぐスゴ腕。最初の投資資金は本当に1万円というから驚きである。

「あ、でも最初の1万円は強制ロスカットで5000円になってしまって、そのあと1万円を追加したんで、正確には2万円。口座に残った資金とあわせた1万5000円で再スタートしてからは、1か月で5万円、5か月後には100万円になりました」

これだけの成績を残すからには、どんな秘技が!?と思いきや、「収支票をつけるようになったこと」と、拍子抜けするお答え。



トレードにルールをもたらしてくれた収支表


「最初はトレードする通貨は手当たり次第。売買するロット数も気分次第。ポンド/円は値動きが激しくておもしろい¡とトレードしたりしていました。でも、収支表をつけたら米ドル/円の利益をポンド/円で吐き出していたことがわかったんです。自分のトレードに一貫性がないことにも気付いた。そこで、まず通貨ペアを米ドル/円1本にし、ロット数も30と固定。そこから、変わったんです」

聞けば、セロリさんのトレードは、厳密なルールがあるわけではなく、オーソドックスなテクニカルを柔軟に取り入れているだけ。

「チャートには一目均衡表とボリンジャーバンドを表示して、組み合わせて使っています。毎日見ていると日足や1時間足のチャートは見なくてもトレンドの方向はわかるようになるので、15分足を見て、ローソク足が一目均衡表の上か下か、遅行スパンがローソク足を上に抜ければ買い、下に抜ければ売り、ボリンジャーバンドの±2σにタッチしたら逆バリ……と、その時々に応じてですね」

指標やニュースも欠かさずチェックし、指標が発表されるときはポジションを持たず、指標後にトレンドが出れば乗る。週末は持ち越さないが、数時間〜数日持ち越すこともある。それでも米ドル/円で1回の利益目標は30〜40pipsというから短期のスイングトレードとしては驚異的な成績だ。

「もちろん、必ず損切り注文は入れるようにして損失を限定。利益を伸ばすためにトレール注文を使うこともあります。最近は売買回数を減らしてロット数を上げることで1か月100万円の目標も達成できています」

残念ながら口座の中身を見せてもらうことはできなかったが、年内の海外語学留学に向けて資金は着々と稼いでいるようだ。


セロリ氏