「FXで負けている人のブログを読んでいると『細かく損切りしている人ほど負けている』と思ったんですよ。FXは買った時点でスプレッド分の負けを背負うわけですから、確率論で考えれば絶対に負ける可能性が高い。それでさらに細かく損切りしていたら余計に不利ですよね。だから、できるだけ損切りをしないで済む今のやり方になりました」

FX歴3か月の「だいちゃん」さんだが、1月は1か月で100万円を180万円に、2月も100万円を169万円にしているスゴ腕。日利3%を目標にトレードしており、このまま目標を達成していけば「えーっと、260営業日として計算すると、年内に20億円ですね(笑)。まぁ、そこまでは無理として、目指すは年内に1億円です」というカリスマトレーダー候補生だ。

自ら「損切りしないのが一番の特徴」というトレード手法は、1時間足と4時間足でトレンドの方向を見極めて、そのトレンドに沿って押し目買いや戻り売りをする方法だ。

「押し目買いや戻り売りでエントリーするポイントを探すのは、ボリンジャーバンドと『ストップロス』を重視しています」


ストップロス注文で行き過ぎたレートのリバウンドを狙う


ボリンジャーバンドは±2σと±3σを表示させ、例えば1時間足と4時間足が上昇トレンドなら、マイナス2〜3σにタッチしたところで反発を狙ってロングで入る。

もう一つの「ストップロス」とは、毎朝、FX業者のニュースなどで流れる「インターバンクのマーケットオーダー状況」に書かれている、大口の損切り注文のこと。

「一度では捌き切れない量のストップロス注文が入っている価格帯は、上値抵抗や下値支持になっていることがある。だから、そのレートはなかなか超えないんですが、超えたときには一気に動くことがあるんです。何度か試して跳ね返されたあと、3回目くらいで突破すれば急激に動くんですが、これは大量のストップロスを巻き込んで動いただけだから、いったんは戻ると想定して逆張りするんです」

つまり、ボリンジャーバンドもストップロスも、トレンドの方向にリバウンドするタイミングを狙うために利用しているわけだ。

「どちらをきっかけにエントリーするときも、狙うのは5pipsで、利益確定の注文はあらかじめ入れておきます」

しかし、いつもすぐに5pipsを利益確定できるとは限らない。そこで、もし最初の逆張りポジションが利益確定できなければ、そこから1pipsごとに1万通貨、それぞれ5pipsで利益確定の指値を入れたイフダン注文(新規注文が通れば利益確定の注文が出される注文方法)を入れていく。

「50pips分くらい一気に注文します。でも、これは平均単価を有利にするナンピンではなくて、それぞれが独立したポジション。最初のポジションの損失が膨らんでも、あとから追加したイフダン注文の利益が決済できれば、口座の余力を増やすことができるんです」

とはいえ、最初のポジションと逆の方向に一気に動けば、大量のポジションを抱えてしまう。しかもエントリーしたときの「トレンド」が変わっている可能性も……。

「そうなんですよ。トレンドが転換すると長期戦になってしまう。以前、口座残高が200万円くらいのときに、最大150枚くらい持ったことも。僕は法人口座なので大丈夫なんですが、個人のままでレバレッジ50倍までなら、この方法は無理かもしれませんね」

そのまま損失が拡大すれば、強制ロスカットまでほったらかし?

「いえ、細かい損切りはしないんですが、口座残高が15日前の水準になったら、全部損切りするルールです。半月分の損失なら、コツコツやれば取り返せますから」

どこか危なっかしい気もする手法だが、米ドル/円はレンジ相場が多く、ギリシャショックのような急激な変動が起こるのは数か月〜数年に一度。それなら損切りラインはできるだけ深くして、その間にしっかり稼ぐことができれば、ショックが直撃しても資金は半月前に戻るだけ。実際、だいちゃんさんはこの手法で、2か月連続で月利70〜80%を達成し、すでに原資分は確保できていることを考えても、やってみる価値はありそうだ。





だいちゃん(・∞・)氏

28歳。投資競馬、低位株、CFDを経て、昨年末にFXに。2月に法人化。オフ会やセミナー等にも積極的に参加し、スキルを磨く未来の億トレーダー
http://ameblo.jp/t0b1ta1/