驚きの優待利回り! でも安易に飛びつくのは危険



下のランキング表は、年間の優待を金額に換算した優待時価を、実勢の株価で割って算出した「年間優待利回り」が高い順に30社並べたものである。トップのデザインエクスチェンジ(4794)の年間利回り886・7%を筆頭に目がくらむほどの高利回りの銘柄が並ぶ。買えば間違いなく儲かると思えそうだが、かすみちゃんの見方は懐疑的だ。

「確かに数字だけを見れば『凄い』の一言ですね。しかし、優待利回りは株価が下がると相対的に上がりますから、単に優待利回りが高いからという理由で選ぶのは危険です。不祥事や問題を起こしている企業はもってのほか!購入前にはニュースもチェックしてくださいね」

前述の株価のトレンドとともに、この優待利回りの「カラクリ」は覚えておいてほしい。

優待は一般的に、大株主ほど多くもらえる。しかし、例えば「1株以上の株主は1000円割引、5株以上の株主は2000円割引」という具合に、保有する株数と優待の金額の割合が比例しないことも多い。

「いくらあっても困らない優待は、主人と一緒に買うんです。コロワイド(7616)を1単元(500株)ずつ買って、8万円分の優待券をいただいています」

初ゲットにおすすめの優待はずばり、飲食系やエンタメ系とのこと。

「すぐに使えて優待の恩恵を感じられますからね。ランキング表でいうとコロワイドのほかにも、ウェアハウス(4724)やコシダカ(2157)などはいいですね。私もよく遊んでます」

また、忘れてはいけないのが損切りラインの設定。優待が欲しいからといって持ち続けた結果、優待の時価よりも株価が大きく下がってしまったら元も子もない。

「私は購入株価よりおよそ2割下落したら売ります。塩漬けにせず、次のチャンスを待つのが得策でしょう」