優待の変更・廃止。それは株主を裏切る行為だとかすみちゃんは憤る。「特にひどいのは権利確定後の優待廃止。『これをあげます』と言って株を買わせた後に『やっぱりあげない』ですからね。立派な詐欺です」

そんなかすみちゃんに優待銘柄選びのチェックポイントを聞いた。

「まず、会社自体がつぶれてしまっては元も子もありません。過去1年程度のチャートを見て、できれば上昇、少なくとも横ばいトレンドにあることを確認しておきましょう」

次に見るべきは配当の有無。いくらであっても配当金をもらうのは嬉しいものだが……。

「配当がないのに優待が豪華な場合、成長は見込めないけど株を購入してほしいだけの『モノで釣る企業』の可能性があります」

また、優待の内容変更を繰り返している企業も危ないという。

「100株でもらえていたお米券が1000株からに変更になったので、株を買い増したら『優待廃止』ということもありました。株価も下落して大損。企業は現状の優待を続けにくいから変更するわけです」

その点、自社の商品券やサービスを提供している企業は狙い目だとか。

「これらは自社のものですから、額面ほど企業の負担にはなっていないでしょう。逆に自社と関係ない図書券や百貨店の商品券などは、企業の負担が重く、続かないようです」

そして大切なことは、いい雰囲気の会社を選ぶこと。

「やっぱり、悪い雰囲気の企業は何か持ってますよ(笑)。いい企業、元気な企業を応援したいですよね」