「半値叩き」でもぐらが増殖!?


「応用編もいろいろあるんだよね。5分雲の色がトレンド方向に変わってから1時間雲に跳ね返されてエントリーとかね。でも、今回は応用編じゃなくて、基本に立ち返ってみようか。それが、半値の奥義を探ることにもなるから」

ここからが本題。冒頭でサワリだけ触れた、奥深い半値の森を捜索してみよう。

「まず覚えてほしいのが『半値叩き』。5分足の先行スパン2が水平になったら、1時間雲へと引き寄せられる可能性が高い。だから、そこを叩くんです」

先行スパンが水平になるということは52本の高値・安値をしばらく更新できていない揉み合い状態。先行スパン2を挟んで狭いレンジで上下することがしばしばある。仮に5分雲が陰転中に先行スパン2がまっすぐで、ローソクが雲の下をウロウロしているとする。そんなときは、揉み合いながら先行スパン2を上抜けてくる可能性が出てくるのだ。

「高値・安値が同水準で並んでからの半値叩きはさらに効果大。安値並びが出現しての買い、高値並びが出たあとの売りで半値叩きだね。5分足の先行スパン2が3回以上真っすぐになったあとだと、さらに効果てきめん!」

この「3回真っすぐ」という表現はアンディ氏ならでは。もっともポピュラーな相場分析理論である「エリオット波動」では、「上げ→下げ→上げ→下げ→上げ」の5波動で上昇相場が一巡すると説く。この「下げ」の部分が一時的な調整ないし、揉み合いの状態。つまり、先行スパン2が水平になるポイントなのだ。3回目の水平線は5波動後のことで、トレンドが変わりやすくなるというわけ。

この理論を頭に叩き込んでおけば、もぐらトレードのトレードチャンスは格段に増殖する。

「だから、もぐら叩きで入ったとするよね。するとローソクが5分雲の下をスルスル下げていく。そのときに5分足の先行スパン2が3回水平になったら、下げトレンドは終わりそうだなぁって考える。そこで安値並びが出現してごらんよ。そしたら、反発してローソクが5分雲を上抜けていくんだから。買いで入ったら、利確の目安は5分雲の上に漂う1時間雲の下限。トレンドが変わっても、一度はここで跳ね返されるからね」

もぐら叩きのあとの半値叩き。この連携技……ツバメ返しならぬ、もぐら返し! 一気に2匹のもぐらを成敗できそう!


「空飛ぶもぐら」を見つけたら半値叩き!


「ゲームセンターにあるもぐら叩きゲームとホント同じ感覚だよね。ピコンと一匹叩いて次のもぐらもピコン。増殖もぐらを半値ハンマーで退治せよっ!ってね(笑)」

基本的なもぐらトレードはトレンドに沿って押し目・戻りを狙う手法だが、半値叩きをマスターすれば逆バリ的にもエントリーできるというわけ。なので、押し目や戻りをつくらずに動く強いトレンドが出たときにもチャンスがある。

「『空飛ぶもぐら』って呼んでるんだけど、1時間雲から大きく乖離して上昇しちゃってるような状態のときは、5分足の先行スパン2が水平になるまでジッと待つ。水平になったら、いずれ必ず落ちてくるから。だってさ、もぐらが空を飛ぶわけないんだよ(笑)。これは指標発表後とかに使える手法」

急騰・急落後に先行スパン2が水平になったら、調整が入るシグナル。そこで半値叩きを狙うのだ。左図のように、急騰後、5分足の先行スパン2が真っすぐになったのを確認してショートすること。ただし、これは万能じゃないのでご注意を。ときには含み損を抱えてしまうこともある。

「売りで入った半値叩きだったら、水平になっている5分足の先行スパン2が直近安値から50%の水準だよね。すると100%の水準が直近高値になる。せっかくショートしたのに100%まで戻ってしまったら、ボクはここでナンピンする。最初のエントリーの3倍の枚数でね。先行スパン2が水平っていうことは揉み合いだから、その高値・安値の間で上下する可能性があるってこと」

これも、1時間雲上限が利確のターゲット。仮にそこまで下がらずに先行スパン2と絡みあっても、3倍に売り増しなので含み損は解消できる。

「あとは5分足と1時間足の先行スパン2が同じ水準で一致したとき。これは鉄板だよね。ローソク足が必ずそこまで戻るから安心して売れる。逆にダメなのは雲が薄かったり、5分雲が1時間雲にひっついちゃってるような状態。こんなときは半値が効かない」

なんとも奥が深い半値叩きの世界……マスターすれば、もうもぐらは叩き放題だ!






アンディのFXブログ

アンディ氏のブログでは半値叩きやもぐらトレードの実例が満載。東京時間足などその他の売買手法も紹介されている。もぐらトレードに便利なMT4 用インディケータの入手方法紹介もあり。
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