「酒田五法」という古典的な手法でサクサク稼ぐこの男、実はブロガーたちの注目の的。というのも、「ホントに稼いでるの?」「バーチャルじゃないの?」なんて声も上がっているのだ。ということで、ここは実際に目の前でトレードしてもらいましょう。

 兄貴、ガチで儲けてるところ、見せてもらっていいっすか!?

 「大歓迎だよ。FXブロガーってホント、ニセモノが多いから。バーチャル呼ばわりされんのは我慢ならないから、ちゃんと見てってよ、オレのスキャル」

 そう言ってマウスを握った兄貴。いきなり米ドル/円で150枚の買いをかましていく。1分後、2銭上がったところで100枚、3銭上がったところで残りの50枚を利益確定。

 「枚数が多いから、どうしても約定レートが滑るんだよね。2銭抜いたつもりが、約定は1銭だったり。これはしょうがない」

 と言いつつ、幸先よく2万5000円の利益からスタート。さらに前夜から仕込んでいた英ポンド/円の買いを決済。20枚で50万円以上の利益をあげる。

 「スキャルっていっても、利益を伸ばせるときは伸ばす。1銭2銭の利益だけとっててもしょうがないからさ。1時間足とかを見ていたら、底値圏で長い下ヒゲが出ていたから迷わず買えたよね」

 天井圏での上ヒゲ、底値圏での下ヒゲは“兄貴スキャル”の重要な要素。兄貴の場合は長いヒゲが出たら次の足を待たずに即エントリーすることも。でも兄貴、見ていると損切り注文って入れてないっすよね?

 「スキャルだから基本、ぜんぶ成行注文。酒田で見て、買いのサインが出たら買うし、買ったら逆に売りのサインが出るまでは持ちっぱなしだよ」

 兄貴のトレードの特徴は勝率の高さ。ブログにアップされるトレード履歴を見ても、一日数十回のトレードのうち、負けは数えるほどしかない。

 「負けることもたまにはあるけど、酒田を見ていたら相場がどう動くかだいたいはわかるから。スキャルで入って思った方向へ動かなくても、大きな波がどっちなのかわかっていたら、少しぐらい含み損を抱えても我慢して利益に変えることができるんだよ」



トレンドが見えていればナンピン男売りも辞さず!



 解説する間にユーロ/円の売りを130円9銭を起点に50枚ずつ買い上がっていく兄貴。兄貴、それってナンピンしてません?

 「最初の売りは(宵の)明星になるかなと思って。その後、上がっちゃったけど、チャート的には下だからナンピン。クロス円のペアは基本、長い目で見たら下なのは間違いないから売りだと安心感あるよね。損切りが遅れたって持ってりゃ下がるのは目に見えてるんだから。でも、ほら、上ヒゲがついたからもう下げるよ。下げ始めたらワン・ツー・スリーでけっこう下がるはずだから」

 その言葉どおり、天井圏で上ヒゲをつけてトレンド転換。黒三兵で130円60銭台から30分ほどで1円近い下げ。ナンピンが見事に功を奏した。その間にも、ポンド/円やユーロ/米ドルなどで細かく利益を刻んでいる兄貴。見ていると、直近安値や高値更新のタイミングなども重視している様子。手堅くいくときは2銭、3銭と小さな利幅で利益を確定していく。

 要はスキャルとデイトレのいいとこ取り。ダメだと思ったらスキャルで小さな利幅を取り、もっと利益が伸びると判断したときはデイトレで数時間、ポジションを持って利益を徹底的に伸ばす。このやり方、素人が下手にマネすると、損が大きく膨らむ可能性も高いが、兄貴はトレンドの見極めが確実なので大ケガせずに済んでいるもよう。見るに、スキャルで細かく取りにいくときは明星のパターンが最も有効そうだ。

 「明星は使えるよ。コマに長いヒゲが出たら即エントリーだね。で、オレが本当にトレードしてるってこと、わかったでしょ?」

 お見それしました。実際に兄貴がトレードをしていた3時間半あまりで利益はなんと 94万1498円! 戦績は負けナシの19連勝(19回の決済がすべてプラス)というから驚き。兄貴、間違いなくホンモノです!




兄貴
「男売り」の様子は「FXデイトレード兄貴の随筆」でチェック!