【ブラ】予想どおりにトレンドが動き、いい感じに含み益が出たら、損切りポイントを動かします

【Y】決済注文を動かしてもいいの?

【ブラ】まずはリスクがゼロになるように、損切りをエントリーしたレートに動かすんです。目安としては、エントリーから利益確定までの幅の半分を越えたところ。ここを過ぎて1時間足が終値をつけたら、損切りをエントリーしたレートに移しておきましょう。ヒゲだけが抜けたようなときはまだ動かさないでくださいね。

【Y】注文のレートを変更しておけば、損切りにかかっても、損が出ない。精神的に楽です!

【ブラ】エントリーから利確までの50%ではなく、エントリーラインの起点からエントリーした時点の直近の高値・安値でフィボナッチ・リトレースメントを引いて、そのなかの50%に近いポイントでストップを動かすのもいいですね。

【Y】フィボナッ……チ?

【ブラ】そういう分析手法があるんですよ。高値から安値を引き、変動幅でチャートの転換点を示すものですが……チャートのツールにありますから、それを使えばいい。50%かフィボナッチか、どちらを使うにせよ、損切りポイントの見直しはマストです。FXで勝つために大切なのは「お金を守ること」。そのためなら決済注文を動かしてもいい。ただ、「もうちょっと待ったら反転するかも」とか自分勝手な思い込み、希望的観測で損切りを遠くに動かしたりするのはダメ。自分に甘い決済の変更はやめてください。決済の変更は常に自分に厳しい変更だけです。

【Y】自分に甘いのが取り柄です。

【ブラ】それが命取りになるんです。理想的なエントリーはエントリーラインを実体の大きなローソク足が勢いよく割っていくこと。でも、こういうよい形のときも、すぐ同じくらい長くて反対の色のローソク足で切り返す“リバーサル”のときは、損切りにかかるのを待たずに即撤退。エントリーラインを引き直して再度チャンスを待ちましょう。2トレでは、勝てるときは大きく勝てます。勝率が悪くなっても損を小さく、お金を守っていれば、やがて大きく増えますよ。

【Y】損は小さく利益は大きく、「損小利大」ってヤツですね。

【ブラ】それに売りでエントリーしたものの、思うように下がらず、じりじりと上がってしまうこともある。こんなときもエントリーラインを引き直して再チャレンジしたほうがいい。ボクも狙っている通貨ペアで2連敗、3連敗することがあります。でも、1回の損が小さいから、最後には損失を挽回しておつりがくるくらい、大きく勝てる。

【Y】継続が大事なんですね。でも、3連敗したら、かなり凹みます。

【ブラ】どうしても損するのが怖い人は、最初のうちはエントリーポイントから損切りポイントまでの幅が短い形だけを探してエントリーするのもいいかも。

【Y】逆に、利確ポイントに到達する前に利食っちゃうのはダメですか? 素人は少しでも儲かるとうれしいものです。

【ブラ】あと少しで利確ポイントだったのに、明らかにトレンドが反転してしまったときは、動かしてもいい。でも、基本的に利確は動かさない。利確ポイントを頻繁に動かしちゃうと、せっかくリスクとリターンの比率を計算した意味がなくなっちゃうから。

【Y】2トレ、やり方さえ覚えれば一日15分くらいでチェックできそう。これなら、ズボラで雑な私でも毎日、できそうです!

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[コーチ]
■ロブ・ブッカー氏
北米では知名度バツグンのFXコーチ。
その門下生は世界各地に3000人以上。
常に新たな手法の開発・普及に努めており、世のFX弱者救済に見を捧げている。

■ブラッドリー・フリード氏
ロブ・ブッカージャパン代表取締役。
ロブの一番弟子であり日本における伝道師役。9月にロブとの共著を日本で刊行予定。
http://robbooker.co.jp


[ド素人]
■本誌女性編集者Y
「逆指値って何?」「ロングって長期保有?」レベルの完全無欠のド素人。
マネー全般に不得手ながら、FXでの一攫千金を目指してロブ&ブラッドに弟子入り。