魚屋ドリームの始まりはPS2本体とゲームソフト、マンガだった。

「最初にFXを始めたときは、南アランド/円ですぐに80万円を溶かしてしまいました。それで嫁にFX禁止令を食らったので、PS2やマンガなどを売って、8万円の資金でこっそりと再開しました」

ここから魚屋氏の怒濤の快進撃が始まった。独自の手法、くるくるワイドに磨きをかけ、1000万円へと到達したのである。

「途中で出金もしていますが、8万円で再スタートしてからは資産を年2倍のペースで増やし続けています。僕の手法は大雑把に言えば、トラップ運用とスワップ運用を同時に行って、お互いの弱点を補い合うというものですね」

まずスワップがもらえる通貨ペアを買いポジで取引して放置。コツコツとスワップを貯めつつ為替差益に期待する。そこに、トラップ運用として10〜25銭刻みの刻み幅と利確幅を決めて自動的に売りポジを入れ、小さな利益を貯めていく手法だ。

「スワップ運用で怖いのは、買った通貨が下がってしまうこと。トラップ運用で怖いのは建てた売りポジションが決済できず含み損が貯まってしまうことです。だったら、買いのスワップ運用と売りのトラップ運用をうまく組み合わせれば、最強ですよね」




チャートが上がっても下がっても儲かる状態をつくり出す!?


この気づきにより、魚屋氏は常勝街道へと突入する。

「くるくるワイドは負けないやり方。単鈍化するなら、例えば『ユーロ/円は108円から118円のレンジかな』と想定したとします。底値でも耐えられるように買って、上昇してきたら上のほうで買った枚数以下の比率になるようにショートを入れます。朝起きたらショート、仕事から帰ってきたらショートくらいでもいい」

こうすれば上がっても下がっても儲かる無敵の体制が構築できる。

「上がれば買いの含み益が増えるし、下がってもショートのトラップ運用で細かな利益が貯まっていきます。想定したレンジを上に抜けてしまうと、決済できなかったショートが残ってしまいますが、買いの含み益のほうが上回っているので、決済してもショートを持ち続けてもプラスです」

トラップ運用の部分は、あらかじめイフダン注文などを入れておいてもいい。トラップ回数が増えるほど利益が蓄積され、全決済の期間が長ければスワップも貯まる。もし買いから入って下がってしまっても、想定レンジ内で動いているなら、気にせず売りのトラップ運用を続けていればOK。買いの含み損をカバーしてくれるはずだ。

「あらかじめ注文を入れておけばチャートを見る必要すらありません。僕は今、2週間に5分くらいしかチャートを見ませんよ(笑)」

マスターするまでは大変だが、やってみる価値は大いにアリ!


魚屋氏

その名の通り、本業は魚屋の兼業トレーダー。南アランドでの手痛い失敗から立ち直り常勝街道をばく進中。独自の手法を編み出し、ブログが注目を集めている
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