ギター片手にツイッター(@FXjaguar)で売買シグナルをつぶやくロックンロールトレーダー・ジャガー氏。その手法はロックなノリではなく、意外に緻密。メインとなるのはCCIだ。

「CCIはもともとコモディティで使われることの多いテクニカル。トレンドのサイクルを視野に入れた、アメリカではメジャーなオシレータ系の分析ツールです」

これのジャガー流の使い方は簡単。「0以上なら強気」「0以下なら弱気」のトレンドと覚えておけばOKだ。

「CCIのパラメータですが、私の場合は76に設定。一目均衡表の基本数値ですし、日足で14のCCIを4時間足に置き換えた近似値( 14×( 24時間÷4時間)=84)でもありますから。さらに89の移動平均線(SMA)とRSIを見ます。CCIと89SMAはメイントレンド判断用。RSIはエントリーの見極め用に使います」

RSIのパラメータは通常より短めに設定。一般的な数値の14や20に比べ、短くするのには理由がある。

「このCCI手法は押し目買い・戻り売りが基本。89SMAやCCIでトレンドを見つつ、RSIでエントリーできる押し目や戻りのタイミングを探します。CCIが0以上で移動平均線の傾きが上なら、RSIが売られすぎを示したときが買い時。逆にCCIが0以下で移動平均線が下向きなら、RSIが買われすぎを示したときが売りのチャンス。効果的な押し目や戻りのポイントを探すには、RSIを通常より短めに設定するぐらいがちょうどいいんです」

RSIを極端に短めに設定すると機敏に反応するため、ちょっとした押し目や戻りのエントリーチャンスを摑まえられるのだとか。




緻密に計算されたATRでストップとリミットを算出



ほかに、この手法で注意すべきところはあるのだろうか?

「エントリーするときは、必ず4時間足の終値で判断することがポイント。RSIが売られすぎを示したからといってローソク足の確定前にエントリーすると、途中で買いシグナルが消えてしまうことがあるので、注意が必要です」

では、逆にリミットの判断は?

「ボラティリティを確認するATRを使ってストップとリミットを決めます。ATRで直近2〜3日分のボラを算出し、その数値の値幅が逆行すればストップ。リミットはストップの2倍にセットします。トレードの基本は損小利大なので、リスク・リワードを1:2とします。基本はこれで注文を出し、あとは時間決済のルールも採用。つまり、ATR(値幅決済)か時間決済かのどちらかが成立すれば、手仕舞いというわけです」

CCIは"トレンドのリズム"を重視したテクニカル。ジャガー氏にはギターを弾くのもCCIを扱うのも同じこと。もしCCIが奏でるリズムがわからないときは、彼のつぶやきを参考にすべし!





ジャガー氏

FX専業トレーダー。チャラい見た目からは想像しがたいテクニカル分析の知識を持つ。ギター少年のHNで活動していたが、現在は愛用のギター、ジャガーに変更
http://jaguar5150.seesaa.net/