★CASE 1★

2本のベースラインを使って利食いを分散。利益を伸ばす



トレードは教科書通りにはいかないもの。利食い目標となるベースラインもビシッと1本に決まるとは限らない。
「ヒゲの先が多くあたっていると、きれいなベースラインやエントリーラインは信憑性が高まります。
レートが動いても、ヒゲが多くあたっているベースラインなら、帰ってくる可能性が高いんです」
では、もしきれいなベースラインが2本引けたとしたら?

「基本的には保守的なベースラインを優先します。保守的なベースラインとは、よりレートに近い方。つまり帰ってくる可能性が高いラインということになります。では、もう1本がムダになるのかというと、そうではありません。ポジションの半分は保守的なベースラインで利食いして、もう半分はストップを切り下げて遠い方のベースラインまで待てばいい」
ベースラインは何本引いておいても損はない。トレンド順張りと逆張り、遠めと近め、きれいに2本のベースラインが引けたら両方とも活用しよう。




★CASE 2★

トレンドの転換に注意して「やばそう」と思ったら諦める



エントリーしたはいいが、ダメそうな雰囲気が漂うこともある。こんなときの対処は?

「過去のデータで検証すると、基本的にはベースラインまで到達する傾向があります。ただ、トレンドの転換を示す兆候が出た場合は、途中でトレードを切り上げます。ロングで入っていて順調に上げていたのに、長い陰線が出てしまったときなどです。そのままトレンドが反転する可能性があるので、成り行きで決済します」
ストップを待つのではなく、潔い撤退も肝心。ローソク足のパターンを注視しよう。

「WトップやWボトムといった形にも注目します。あとはサポートラインやレジスタンスライン。強力なサポートラインがあり、エントリー後に跳ね返されたときも、途中で撤退することを検討すべき。エントリーラインを割ったけどすぐ下にサポートがあるときは、サポートを割ったのを確認してから入るといったこともあります」
十字や孕は らみなど転換を表すローソク足が出た場合も注意が必要だ。




★CASE 3★

フィボナッチを使って出口をコントロールする



「エントリーしたら最初にやるのはストップとリミットの注文。それが終わっても放置せずにチャートをチェック」

面倒だが、その意義は?

「リスクを減らすためです。エントリーしても必ずベースラインまで到達するとは限りません。いいところまでいって切り返してしまうというのも、よくある。そんなとき、最初に入れたストップにかかるのを待つのではなく、途中でストップの変更を。基本はエントリーからリミットの幅の50%のライン。終値がここに達したら、エントリーしたレートにストップを変更する」
エントリー値にストップを変更するとリスクはゼロ。利食いに達しなくても損失なくトレードを終えられる。
「参考になるのがフィボナッチ・リトレースメント。エントリーラインの起点とエントリーライン中の安値・高値を結んでフィボナッチを引いて、50%に
近い場所にポイントがあれば、そこをストップ変更の基準にしてもいい」
ただし、ストップは動かしてもリミットは動かさない!

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