★CASE 1★

トレンド順張りで入るときは2本のラインを逆に引く




2トレは基本的に逆張りでのエントリーとなる。トレンドに反するのは怖い気もする。
「2トレでいい形になっても、ファンダメンタル次第では躊躇することがあります。最近だと欧州通貨のロングはちょっと怖い。そんなときはベースラインの引き方を変えればいい」
そう話すのは、ブッカー氏の高弟で、日本語も堪能なブラッドリー・フリード氏。
「ベースラインの引き方を通常と逆にする。下降トレンドなら通常は高値と高値を結びますが、トレンド順張りにしたいなら安値と安値を結ぶ。エントリーラインは上向きになるよう安値と安値を結んで引きます。あとはいつもと同様、エントリーラインを割ったらエントリー。これで下落トレンド中の戻りが終わって、元のトレンドへ回帰する動きが狙える」
ただし、過度の思い込みは危険。こっちはあくまでも強いトレンドが出ているときのみにして、最初は基本パターンがいいだろう。



★CASE 2★ エントリーラインは引き直してもOK




2トレではエントリーラインを微妙に割るパターンも多い。入るべきか、入らざるべきか迷うのだ。
「エントリーラインの割り方に気をつけましょう。ヒゲが抜けただけならエントリーラインを引き直してチャンスを待てばいいし、終値で割ったときも、ローソク足の実体が短くて勢いが弱いようなら無理して入る必要はありません。理想的なエントリーは大きな実体で勢いよく割ること。またエントリーラインを終値が勢いよく割っても、次の足で同じくらいの長さのローソク足が逆の色で出ることもあるので、そんなときは撤退しましょう」
エントリーラインは一本に固執することなく、引き直してもいい。
「図を見てください。エントリーの失敗が2度続いて最後に大きく勝ちました。2トレは有効な手法ですが、もちろん常勝ではありません。小さく負けて大きく勝つ手法ですから、負けるときは負けていい」
損切りを徹底すれば、失敗も怖くないのだ。



★CASE 3★ 強力なトレンドが出たら反発を捉える




トレンド発生時は、エントリーチャンスがなく、待ちぼうけになることも。一時的な押し目・戻りから、元のトレンドへ回帰する動きを利用するので、手出しできないのだ。
「焦って無謀なトレードをするのがいちばんダメ。トレードをしないということは、自分の資産を守るということ。焦らずにチャンスを待ってください」
相場が動くと、ついルールを破ってトレードしがちだが自制心が必要。資産を失うよりは黙って見ていたほうがマシだ。
「市場はゴムみたいなもので、一方向に強く引っ張られると、逆に動いたときの勢いも強い。短時間に大きなトレンドが出たときは必ず大きな反発がきます。1時間足でエントリーラインを引きながら、長いヒゲが出たら引き直してチャンスを待つ。損切りまでの幅が小さくベースラインまでの距離が長い、ローリスク・ハイリターンなトレードができます」
トレンドが強いときほど反発も強い。反発を狙うべし。

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