その企業ならではのプレゼントがもらえて、株価の上昇や配当とはまた違った楽しさがある株主優待。本誌特集では、優待を知り尽くした三賢人イチ押しの、お得&元手が少なくても投資できる銘柄を一挙に紹介!
お気に入り銘柄を見つけて今すぐ投資すべし!



優待マニア推奨の高利回り銘柄から、端株で優待ゲットの裏ワザまで

優待ライフ3つのポイント


ひとくちに株主優待といっても、数多ある銘柄の中から何を基準に選べばいいのか?
投資のポイントを三賢人に聞いた。




1. 仕込み時期


まず、優待をもらうには、配当や株主優待をもらう権利が確定する権利確定日に株主である必要がある。そのためには権利確定日の3営業日前の最終売買日までに株を購入しなければならない。9月30日が権利確定日であれば、最終売買日は9月27日。ただ、最終売買日は駆け込みで買う人も多く、株価は上昇しがち。権利落ち(権利確定日翌日)に株価が下がると、優待はもらえても株で損が出て収支がマイナスになってしまうこともあるので注意しよう。

「株価が上昇し始める前、だいたい権利確定日の1が月半前に買えば大丈夫。そうすれば確定日翌日に株価が下落しても、含み損にはなりません」とは、バリュー株&優待株に詳しいwww9945氏(以下w)。株主優待ブロガー・たましゃん氏(以下T)は「優待が年2回ある銘柄は、権利落ち後に価格が戻るのも早い。早めに買っておけば損切りせずに済む。チャートで前回の権利確定日前後の上がり幅・下がり幅を確認してタイミングを見極めます」という。


2. 本当に欲しいものかどうか?


「自分の趣味や好みに合わせて優待内容を吟味するのは当然ですが、毎年優待内容が変わる銘柄のもあるので注意。その点、換金性がある割引券や金券なら、受け取りも簡単だし重宝しますよね」(W)

株の利益で資産2億円を達成したJACK氏(以下J)は「使わない優待券はヤフオクで2000円以上の値が付くなら売るようにしています」という。


3. 利回り&少額で仕込めるか?


優待狙いとはいえ、あくまでも投資。業績や配当、利回りの総合的な精査も忘れてはいけない。

「低価格で購入できて、PBR(1株あたり純資産額に対する株価の倍率。株価の割安度を測る指標として使われる)1倍以下のバリュー株には、業績が良く優待込みで5〜6%の実質利回りを狙えるものも。配当が高ければ投資としても充分価値があります」(W)

優待欲しさに値段が高い銘柄を買うのでは本末転倒だが、「10万円以下で買えて、優待がつく銘柄もたくさんあります。少額でも大丈夫」(同)とは貧乏人にも心強い。

次回は具体的な銘柄を紹介します。


たましゃん氏

短期投資でも失敗後、優待メインの株式投資転向で成功したサラリーマン個人投資家。2児のパパでもあり家族サービスも欠かさない


www9945氏

バリュー株、優待株投資で4000万円を稼ぎ、株雑誌連載も行うサラリーマン個人投資家。人脈豊富で有名投資家も一目置く存在


JACK氏

株式投資で資産2億円を達成した投資家。
『月5万円をコツコツ稼ぐらくらく株式投資術』(ダイヤモンド社刊)で優待利用術も紹介