NYボックスをよりパワフルにしてくれる、オリジナルのアレンジ。
まずは本家本元であるロブ&ブラッドリーのアレンジ方法から。



20pips以上の大きな利益をピボットで狙う


「ボクがよく使うのは“ピボット”。前日の4本値からチャートのポイントを計算する便利な分析手法です。ピボットには、ピボットポイントを中心にして上にR1、R2、R3、下にS1、S2、S3と7個のポイントがあり、これをリミットに使うんです」(ロブ氏)

ピボットは特に欧米で人気のテクニカル。これを参考にトレードする人も多いのだ。利用者が多いということは、それだけピボットの示すポイントが値動きの節目になりやすいということ。

「7つのピボットのうち、箱の中にピボットポイント(P)そのものがあって、箱をブレイクアウトしたら、R3かS3がターゲット。シンプルだけど、リミットがとてもパワフルになる」(ロブ氏)

R3やS3はかなり遠目のポイントになるから、そこをリミットにすると勝ったときの利益は大きい。でも、もちろんそこまで到達しない可能性も高い。

「リバーサルでも同じようにピボットが使えますよ。ただし、リバーサルのときは、より勝率を高めるためのアレンジです。売りで入ったリバーサルなら、箱の底辺よりも少し上にあるポイントをターゲットにすればいい」(ロブ氏)

ブレイクアウトで負け、リバーサルでも負けと、往復ビンタを食らうと精神的ダメージは大。2連敗を避けるために、ピボットターゲットを使って、2連敗を避け、少しでも負けを回収できるのは、なにより心にやさしい。




ピボットで"ちょい多め"に手堅く狙う


一方、同じピボット使いでも、ブラッドリー氏の方法はまったく異なる。

売りでエントリーしたら、ピボットの7つのポイントのどれかが下にないかを確認。一番近くにあるポイントまでの幅を計算する。

「それが15pips以上だったら、基本ルールの+20pipsじゃなくて、そこをリミットにするんです。15pips以下だったら、もうひとつ下のポイントがリミット。こうすると1トレードでより大きな利益が期待できる」(ブラッドリー氏)

基本ルールよりも、ちょい多めの幅がとれる代償として、勝率はちょっと下がる。

「あとはリミットを徐々に変えていくという方法があります。エントリーして、最初のピボットポイントに達したらリミットをひとつ先のピボットポイントにし、ストップを±0にセット。さらにその次のピボットポイントに達したらリミットもストップも平行して動かしていくといったイメージです」(ブラッドリー氏)

ストップを±0にすると、その時点で損切りにかかってもリスクはゼロ。さらに、細かくストップを調整することで、損切り注文にかかっても、約定したら利益が出ているという、安心かつ、コツコツ利益を狙える状態に。こうしたアレンジは多くのNYボクサーが好む方法のひとつだ。

「ただ、どんなアレンジをするにしても必ず、過去のチャートを使って、そのアレンジが効果的なのかどうか、バックテストで確認してください。また、アレンジにこだわるあまり、複雑になってしまうのはノーグッド。トレードの基本はシンプル・イズ・ベスト」(ブラッドリー氏)

ふたりが共通して使うピボット。NYボクサーはチャートに表示させておくといいかも。


■ロブ・ブッカー氏
北米一の知名度・実績を誇るFXコーチ。
フリーターから専業トレーダーに転じて築いた資産は2億円超!現在、ヘッジングの本を執筆中。



■ブラッドリー・フリード氏
ロブ・ブッカー・ジャパン代表。
ロブとの共著に『超カンタン アメリカ最強のFX理論』。11月に第2弾の書籍『超カンタン一点突破FX』も好評発売中!
www.robbooker.co.jp/

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