土地、株は現地で直接購入できるのか?



 これまでファンドやETFを紹介してきたが、せっかく投資するんだったら株や不動産もやってみたい となる読者もいるだろう。前出の@shiriuma氏も「今、アフリカ投資をやるんだったらモロッコやチュニジア辺りの不動産が面白い」と語る。

「地中海沿岸の北アフリカは観光地としても有名なので、もともとヨーロッパの資産家が保有していた物件がリーマンショック後に投げ売りされていたりします。5、6部屋ある一戸建てが100万円程度で手に入るので、賃貸に出してもいいし、改装してホテルにするのも手です」

モロッコのマラケシュやフェスなど、街全体が世界遺産になっている都市も多い。別荘として「世界遺産の中に住む」なんて楽しみ方もある。しかし、ひとつ注意しなくてはいけないのが購入方法だ。

「国内から直接購入する手段は、今のところありません。ですから、現地まで行って、エージェントを雇うしかないですね」

これは株式についても同様だとか。証券会社へ書類を送ろうにも、メールはおろかFAXも不可。現地に行けば行ったで強盗に遭う確率は日本の10倍以上。かなりの手間ではあるが、その分、ロマン溢れる銘柄が……。

「不動産同様、北アフリカがいいですね。モロッコのONAグループは国王のムハンマド6世が投資しています。リビアのサハラバンクにはロスチャイルド系の資本が入っていたり。イスラム教国が多いので、避妊・中絶が禁止されており、今後の人口増加が見込めるのも好材料。中でもオススメなのが、リビアですね。今、経済開発が進んでいて『第2のドバイ』とか『ニュードバイ』と呼ばれ、世界中の資金が流入しています。注目していないのは日本くらいですよ(苦笑)。ですから、今のうちに仕込んでおいて、日本が注目するようになったらブーム終焉のサインとみて売り抜けるのが賢い買い方だと思います」

また、アフリカ投資全体についても「結局、アフリカの情報なんて現地に行かなくては入ってきません。もし投資するのであれば、しばらく腰を据えるくらいの心意気でやるのがいい」とも。くすぶり続ける日本経済に見切りをつけて、まだ見ぬアフリカンブームを先取りすべく、命がけで現地に飛んでみるのも一興か!?