取引時間延長で新たなチャンス到来!
ヤリ手トレーダーたちが新たな手法を提案する



日経225先物の取引終了時間が20時から23時30分に延長。これにより欧州株式市場の大部分と夏時間のNY株式市場の寄付をカバーし、重要な経済指標が発表され相場が大きく動く時間にも売買できるようになった。そこで今回は、魅力が増した日経225システムトレードの最新攻略法を検証した




取引時間が延長されたことで日経225の攻略法は変わる!?


 日経225先物&mini(以下、225先物)の取引時間が23時30分まで延長されたことをご存じか――。225先物とは、日経225(日経平均ともいう)の先物取引で、売りからでも買いからでもエントリーできるのが特徴。一定の証拠金を入れることで、レバレッジ1000倍の225先物(ラージともいう)や、レバレッジ100倍のminiを売買する。

 取引時間は9時から11時の前場と、12時30分から15時10分の後場。これに3年前に導入されたイブニングセッション(夕場取引や夜間取引ともいう)が16時30分から20時までだった。



NY株式市場の寄付をカバーしたのは大きい


 今回の取引時間の延長は、このイブニングセッションの取引終了時間が20時から23時30分に延長されたことを指す。取引時間が延長されたことで、NY株式市場(夏時間)の寄付をカバーできるようになったメリットは大きい。これまでも、SGX(シンガポール取引所)やCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の日経225をトレードすれば、20時以降も225を売買できたが、日本では対応している証券会社も限られており、また海外の証券会社に口座を開くのも少し面倒だった。

 「日中の建玉をイブニングですぐに決済できたり、イブニングの建玉を翌日の寄付で決済できるので、SGXやCMEの225を売買するよりも簡単でいい」とは、ウエストビレッジインベストメントの西村貴郁氏。個人投資家のKuma氏は、「取引時間が延長されたことで、指値注文さえいれておけば、何か起きてもリスクを限定でき、翌日まで持ち越しても精神的なダメージが少ない。私はエグジットできる時間が延びたことに魅力を感じます」と話す。 

 では、昨今の225先物はどう攻略したらいいのか? ヤリ手トレーダーたちのヒントをもとに、225先物システムトレードの新戦術を考えてみたい。