損切りは30銭。ねじれも手仕舞いポイントに


 でも、エントリーだけが決まっていても手法にならない。肝心なのは、どこで決済するか。

 「損切りは一律30pipsです。それか雲の色が変わってしまったとき。30銭っていうのは決めていますね。30銭の根拠は?ってよく聞かれるんですけど、別にない……。ボクの場合、逆の発想で『30銭のリスクで勝てる手法は何だろう』って考えて生まれたのが、もぐらトレードだったんです」


 損切りが30銭であれば、よほどのハイレバで無謀な取引をしない限りは、リスクが限定される。もぐらトレード自体も押し目・戻りを狙う手法なので損切りにかかるようなら、「トレンドが変わっちゃったのかな」とあきらめもつく。

 「損切りしてまた戻って来ちゃうようだと悔しいでしょ? でも、もぐらトレードだと損切りにかかるときって、一気に反対方向へ伸びていくときが多いんだよね。『損切りしなきゃ儲かったのに』じゃなくて、『損切りしといてよかったぁ』っていうパターン」

 では、利益確定は?

 「利益確定は、売りで入ったら5分足の雲が陽転したとき、買いで入ったら5分足の雲が陰転したときが目安です」

 でも、雲の反転はあくまでも目安。雲の色が変わるまで待つと、ちょっと遅くなることもあるので、その前に利食ってもOK。

 「あとは損切りを動かすこと。1pipでも利が乗ったら、損切りラインを買値に置き換えてもいいくらいです。相場が上手な人ってどういう人だかわかります?」

 値動きが読める人?

 「いや、損切り注文を上手に買値に置き換えられる人なんですよ。これだけでマイナスがグッと減る。もぐら叩きも、もぐら探しも含み損が出にくく、損切りを買値に切り上げやすい手法。だからローリスクハイリターンな手法なんです」

 なるほど。ネーミングはさておき……にくいぞ、もぐらトレード と、おだてておいてもう1つ、肝心な点を確認しなければ。どの通貨ペアで実戦すべき?

 「どの通貨ペアでも使えますよ。米ドル/円でも英ポンド/円でもユーロ/米ドルでも。クロス円を見ていて、『今日はチャンスがなさそうだなー』と思ったら、他の通貨を見ればいい」

 秘技もぐらトレード、2つの雲を同時に見るので、最初はややこしく感じるかもしれないが、マスターすれば大きな利幅が取れる可能性は高そう。目指せスパイダーマン いや、雲使い!






アンディ氏
商品先物からFXトレーダーに転身。これまで稼いだ金額は2億円以上。2つの時間足の雲を同時に表示させる方法は自身のブログ「ビッグマネー!ポンド円FXブログ」(http://ichimoku119.blog15.fc2.com/)