一撃必殺の“叩き方”もある パターン別「もぐらトレード」(応用編)


 基本パターンを覚えたら、次は応用編。これを覚えなければ、実戦でもぐらは叩けない

 「先ほどは1時間足と5分足の雲の色が違うときでしたが、今度は色がそろっているときです」

 1時間雲が陰転中で5分雲も陰転したとき。あるいは、1時間足の雲が陽転中に5分足の雲が陽転したときなどに使えるパターンだ。

 「考え方は同じ。1時間足の雲にローソク足が叩かれるのを待ってエントリーです」

 1時間雲が陰転中、5分雲も陰転して、1時間雲の下限にタッチして跳ね返されたら売りエントリー(左図)だ。1時間雲が陽転中の場合は逆に考えて、5分雲が陽転後に1時間足の上限に叩かれたら買いエントリー。出現頻度としては、こちらのほうが高いかも。




トレンド終盤でのもぐらには要注意


 「ただ5分足のトレンドが終盤になっているのに、1時間雲にタッチしても、もう遅い。そんなときは見送りです」

 トレンドが終盤かどうか、素人にはなかなか見分けられないんですが、そんなときは?

 「これも雲ですよ、雲。先行スパン2の傾きを見ればいいんです。おさらいのために説明しておくと、先行スパン2は、雲が陰転中ならば上限、陽転中ならば下限のラインです。これが水平になっているかどうかに注目してください。1つのトレンドで何回か、水平になる場面があるんですが、それが1回目、2回目くらいまでだったら、まだトレンドは継続すると判断してもOK。すでに3回以上、水平線を描いていたら発生していたトレンドが終わる可能性があるので、見送ったほうがいい」

 先行スパン2の傾きが水平になるということは、過去52本の高値・安値がいずれも更新されていないということ。何度も水平線が発生するということは、強く出ていたはずのトレンドが終わりに近づきつつあることの現れなのだ。

 ちなみに、5分雲が陽転から陰転に、もしくは陰転から陽転したときに、先行スパン2が水平線になっているときは要注意とか。先行スパン2が強い節値になるので、ブレイクすると一気に上昇・下降するようだ。
 ただ、チャートを見ていると、教え通りにはいかないことも多々ある。たとえば1時間足と5分足の雲が絡まっていたりする場面。

 「雲がねじれていたり、薄いときは無理して取引しようとしないことですよね。ただ、1時間と5分の雲が同じ色で、先行スパン1が重なっているときは鉄板のチャンス(右上図)。ともに陽転中ならば上限が、陰転中ならば下限がダブルで抵抗線になっているってこと。それだけ、その先行スパン1で跳ね返される確率が高い。1時間雲にタッチで売買開始です」

 あとはタッチの仕方。「ヒゲの先が軽く触れて跳ね返ってくるのが理想」って言うけど、そこまで理想的なパターンってなかなかなさそう。

 「多少、雲のなかに食い込んでもいいですよ。逆に、雲まであとちょっと足りなくて跳ね返ってきたとかでも構いません」








アンディ氏
商品先物からFXトレーダーに転身。これまで稼いだ金額は2億円以上。2つの時間足の雲を同時に表示させる方法は自身のブログ「ビッグマネー!ポンド円FXブログ」(http://ichimoku119.blog15.fc2.com/)