「負け組は損切りが下手」という法則を超越する

「マインド&資金」コントロール術のすべて



つまるところ、投資はハートで負ける――。
ならば勝ち組と称されるトレーダーたちは、どのように考え、行動しているのか……。
そのメンタルを学び、"勝ち組マインド"を手に入れろ!




負けても最後には勝つ!"超" 強気メンタルを学ぶ


 「相場が大きく動くときは、ボーナスステージだと思っていますよ!」

 そう豪語するのは本誌ではおなじみの在日ブラジル人トレーダーF・T・K・氏。5月のギリシャショックでの暴落時には逆張りを繰り返し、リバウンド狙いで約4800万円をゲット。その手法は【大荒れ相場を見方に付ける技術の「"ナンピンサンバ"で5月の利益は1億7400万円!』】を参照してほしいのだが、驚くべきはその鋼の如き"超"強気メンタルだ。

 「大きく動いたときには、大きく張るべきなんです!」

 暴落時の逆張りは、一歩間違うと破産も免れない諸刃の剣。ところがF・T・K・氏はそのようなリスクをまったく意に介さない。なぜそのようなメンタルを保てるのか。

 「去年10月に大きな損切りを経験したことが大きいかもしれませんね。負けが続いて一晩で1900万円損しました。そのときに『熱くなって無駄なエントリーを繰り返すのは絶対やめよう!』と誓い、自戒として金の指輪を購入。熱くなりすぎたときは指輪をなでて、気を静めるようにしています」

 そのようにして、彼の"超"強気メンタルは成り立っているのだ。

 「あとは買い物ですね。多いときには1日で100万円使っちゃう。すると、この生活を維持したいから死ぬ気で頑張れますよ」




強気メンタルを支える資金管理という「ブレーキ」


 本誌でも幾度か触れている通り、F・T・K・氏はマーチンゲール法というギャンブルでも禁じ手とされる手法を使う。負けたら次はその倍のポジションを持ち、1枚持ったら次は2枚のポジションを立て、それでも負けたら次は4枚。何敗しても最後に勝てば、利益を獲得することができるのだが、負ければもちろん破産が待っている。

 「でも、いつか必ずリバウンドするのはわかっていますから。重要なのは『まだリバウンドしない』と思ったら、すぐに損切りして、とにかく早く逃げることです。僕は含み損がどれだけ大きくても躊躇せずに必ず逃げます。『今ここで損切らないともっと損が膨らむ』と考えています。『最初に負けても、最終的には勝って終わってやる!』と信じているから、最後までトレードに集中できるんですよ」

 まさに初志貫徹の権化。だが一方で、資金管理の面では自分にブレーキをかける工夫も。

 「お金を突っ込みすぎてなくならないように、1年の最初に口座をリセットして100万円からスタートさせています。あとは、大きく勝った際には出金をこまめに行い、ポジションに使うのは、口座資金の半分まで。証拠金を使いきってはただのギャンブルですから」

 一見、とてもじゃないが真似できないようなこの手法。しかし、ブレーキ役の資金管理術と素早い"逃げ足"で、リスク管理も行われている。「コレだ!」という手法が確立している諸兄、一度試してみてはいかがか。ただし、損切りはお忘れなく。



■F・T・K・氏
愛知在住の在日ブラジル人トレーダー。
FXを始めてからたった1年9か月で2億9000万円獲得を達成。
弟子にも成功者が多数。