バックテスト&デモ口座で基本ルールの習熟を。
マイルールづくりはそこから


 「バックテスト1000回&デモ口座2倍」……と、晩酌のビール片手にデモ版のチャートに向き合うこと3か月。確かにNYボックスのセットアップは超カンタン。でも、実際にやってみると細々とした疑問が。例えば利確&損切りのポイント。基本ルールでは20pips&30pipsだけど、スプレッドはどう考えればいいの? 描いたボックスの上下が極端に狭かったり、広かったりするときはどうする?

 「スプレッド分は上乗せして、利益が20pips、損切りが30pipsになるように設定しましょう。ボックスの幅も最初のうちは気にしなくても大丈夫です」

 とはいえ、セットアップまでは機械的にできても、ついぼんやりしていて、チャンスを逃すなんてこともある。ボックスの高値と安値にそれぞれ買いと売りの逆指値を入れておくのはダメ?

 「逆指値だと、ヒゲだけが抜けたときにもエントリーしてしまいます。NYボックスのエントリー条件は『15分足がボックスの外でクローズしたら』ですから、逆指値はダメ。それならば、高値と安値のレートにアラームを設定しておくのはどうですか。FX会社の多くは指定したレートに達するとメールで通知してくれるアラーム機能がありますから、携帯にメールが届くよう設定しておく。携帯が鳴ったらチャートを見るようにすればいいんです」



いつまでもチャートに張り付く必要はなし


 なるほど。あとはトレード時間。晩酌しながらだと時間が経つのは早い。気づくとボックスを抜けないまま朝日が……なんてこともままあって。

 「NYボックスはNY時間に出現するトレンドを狙う手法。NY市場が閉まったら、その日のトレードは終わり。ポジションを持っていたら、寝る前に決済してしまうとルールを決めてもいいし、OCO注文をしてあるのですから、そのまま寝ちゃえばいいんです」

 そうは言っても、こちとら、雑な割に小心な素人トレーダー。ポジションを持つとチャートから目が離せず。10pipsくらい動くと、ストップをエントリーに引き上げたくて、ウズウズしちゃうんです。思ったとおりに動きだすと、ついつい晩酌も進んじゃって、ガソリンはいると、いろいろやりたくなったりして。

 「ストップをやたらと動かすのは、せっかちなトレードになりがちですし、取れる利益を逃すことにもなりかねないのでオススメできまません。ただ、そうやって自分で考え、検証しながら独自のルールを加えていくのは有効。むしろ、それがこの手法の魅力でもある。ただ……手法以前に酔っぱらいトレードは厳禁です(苦笑)」

 ……最初のマイルールは「飲んだらポジるな、ポジるなら飲むな!」ってことか!?



■NYボクサー・編集S
FX口座開設後、半年間放置し、口座管理費を1万円とられてようやく一念発起。
雑な性格は単純明解なNYボックスとの相性はいいはずなのだが……


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