CFD実践者たちの立ち回りテクニックに学べ!


CFD投資の基礎は押さえた。それでは、実際にCFDをどのように活用すればいいのか? すでにCFDに投資している達人に、彼らの立ち回り術を聞いてみた!



[ペアトレードで勝つ]

ギリシャ問題で揺らぐ欧州株価指数を取引して儲ける


 「5月6日の暴落では1日で20万円ほど儲かりました」 と話すのは個人投資家ランケン氏。彼の戦略を聞いてみよう。

 「世界中に投資できるのがCFDの魅力ですよね。今はギリシャ問題が相場を賑わせている。これは根が深いので、そう簡単に片付かないでしょう。なので、僕はPIGSとドイツの代表的な株価指数DAXで取引しています」

 PIGSとは、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインのこと。巨額の財政赤字を抱えているユーロの「お荷物」とされている。

 「PIGSの株価指数を売り、その一方で、同じ方向性で動くけどファンダメンタル面で強いDAXを買うペアトレード戦略を取っています」

 ペアトレードとは、2銘柄の価格乖離幅(スプレッド)が縮小するか拡大するかを予想し、利ざやを稼ぐ戦略だ。仮に2銘柄とも一方向に振れたとしても、両建てなので、リスクヘッジになる。


 「この際に、取引単位を揃えるのが重要。単位が違うとヘッジにならないので要注意です」

 DAX1枚は6000ユーロ前後。イタリア株価指数は1万8000ユーロ程度。なので、DAX3枚に対しイタリアは1枚。ただし会社によって取引単位が異なるので注意したい。

 右上のグラフではギリシャショックで各国の株価が収斂したが、その後工業国で堅いDAXは回復。ギリシャとの間に見事な乖離幅が出来ている。DAXをロング、ギリシャをショートで入っていたので、利ざやが稼げたというわけだ。

 「それと今はスペイン株価指数のデイトレが面白いんですよ」

 なぜスペインなのかと言うと、単純に売値と買値の差が狭いから。ポルトガルなどは広めに設定されている傾向があるのでデイトレには向かないのだとか。

 「押し目を挟みながらも、一気に下げるのでそこが狙い目です」

 難しいテクニカルに頼らなくても、安値のブレイクをみるだけ。流れに乗って売ればよい。

 「前日のNYダウが下げると、当然スペイン株価指数にも影響がある。すぐに下げるのではなくタイムラグが発生することも。売り時を逃さないようにしたいですね」

 スペイン市場のオープンは16時半。NYの株式市場が開く22時頃から値動きが大きくなるとか。

 「22時からの1〜2時間だけ取引しても十分な幅が取れますよ。今の欧州は上がる要素が見つかりません。しばらく楽しめます」

 ペアトレードは両建て故にコストが掛かるのが玉に瑕だが、スペイン株デイトレもサラリーマン向き。参考にしてみよう!



■ランケンさん
CFDやFXの取引で着実に利益を上げる。
CFD会社主催のセミナー講師としても活躍中。確かなファンダメンタルズ分析により支持者多数
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