本気で勝ちたいのなら、パソコンモニターを2枚以上用意すべし


 最近はモニターも安くなっており、インチでも2万円を切っている。その金額で勝率がグンと上がるなら、買う価値は十分にあるだろう。

 また、実際にCFDを始めるにあたり、最初に悩むのは業者選びだ。

 「CFD業者は使っているシステムにより、大きくGFT系、CMC系、IG系、SAXO系、そして独立系の5つに分かれます。システムが同じなら、取り扱い銘柄やツールはほとんど同じです」

 まず気になるのは取扱銘柄だが、基本的な株価指数や金ならどこも大体扱っているので、特に「この銘柄を売買したい!」というのがなければ、気にすることはないだろう。あとは「スプレッドの幅」と「ツールの使い勝手」がポイントとなる。

 「スプレッドの幅、つまり買値と売値の差額は、実質的に売買手数料にあたります。ただ、最近は業者間競争も激しくなってきているので、大きな差はなくなってきています」

 ツールの使い勝手は好みがあるので、これは使ってみるしかない。「同じシステムの業者なら、同じツールを採用しています。各システムに1業者ずつデモ口座を開き、実際にバーチャルトレードをしてみて選ぶといいでしょう」

 バーチャルトレードは、本番前の練習という意味合いでも必須だ。

 「まずはバーチャルで資産を2倍に増やすこと。それが出来ないようでは、本番でも絶対に勝てません」

 さらに、チャート表示と発注は別の業者でもかまわないと三空氏。

 「チャートに関しては、MT4(メタトレーダー4)が優れていると思います。僕の周りもMT4使いばかり。チャートはMT4で見て、発注は使いやすい別の業者を使うのもひとつの手です」

 業者が決まり、バーチャルトレードである程度の成果を出せたら、あとは実践。三空氏が実際に行っている戦略を2つ教えてもらった。

 ひとつは『自分が得意とする時間帯をつくる』。




三空氏がCFDで実践する2つのトレード戦略とは?


 「どんな銘柄でも時間帯によって値動きにクセがあり、それを把握すると勝率は格段に上がります。そのためには毎日決まった時間にトレードをすることが大切です」

 仮に夜22〜24時と決めたら、たとえ売買をしなくても毎日その時間はチャートを見るべし。そうした積み重ねが勝ちに繋がるのだ。

 もうひとつ、CFDで勝つために欠かせないのが、大きく値が動く「指標発表直後」だ。

 「狙うパターンは2つ。ひとつはサプライズの数字が出たときで、一度大きく動いた後でいったん止まり、そこからさらに同じ方向に抜けていくパターン。2度目に動きが抜けていく方向だと確認したら、順張りでポジションを持ちます。もうひとつは、重要な指標だけど予想通りの数字が出た場合。上下に値動きは激しくなりますが、このパターンでは一定の値幅を往復するだけなので、逆張りでとっていきます」

 ただ、初心者のうちは、指標発表でどう動くかは把握しづらい。その場合は、発表前にポジションを清算してリスク回避するだけでもいい。

 ちなみに、その日にどんな経済指標が発表されるかは、「とれまが」などの情報サイトでチェック可能だ。

 これでCFDの基本講座は終了となる。次回から、CFDで利益を上げている個人投資家3人の手法を紹介していこう。

☆投資情報サイト「とれまが」☆ http://www.toremaga.com/
ファイナンスページでも、経済指標がチェックできる!







■三空氏
カリスマトレーダー。'03年に株式投資を始め、4年で25億の資産を築く。
'08年夏からはCFDに進出、ダウ売買で500万円を4500万円にまで増やした実績を持つ。