2010/1/04 EMCOM証券「みんなのFX」

12月31日のドル円は東京市場序盤、年末年始の休場を控えた様子見ムードから、92円台半ばでの小幅な値動きが続いた。日本時間15:30過ぎに強いドル売りが見られ、ドル円は一時91.905円まで下落したものの、再び92円台に戻す展開となった。ユーロ円は132円台半ばから132円台後半での小幅な上昇となり、ポンド円も148円台半ばでの小幅上昇との展開となった。

その後、ニューヨーク市場の時間帯に発表された米新規失業保険申請件数は43万2000件とり、市場予想を上回る好結果となった。これを受けドル買い・円売りの流れとなり、ドル円は92.70付近まで上昇。その後もドル買いの流れが続き、93.156円まで上昇し、結局93.049円で引けた。他のクロス円も上昇基調となり、ユーロ円は133.598円まで上昇し133.295円で、ポンド円は150.749円まで上昇し150.481円で引けた。

今週の展望


昨年末はクロス円全般で上昇する形で引けている。やや値動きが荒い状況も見受けられたため、本日はその反動によるクロス円の反落にも注意を払いたい。ドルを取り巻く環境は徐々に改善しつつあるようだ。米国雇用情勢に楽観的な見通しが強くなり、年末の新規失業保険申請数も市場予想より好結果となっている。このため週末8日(金)米雇用統計の結果にも期待したいところだ。更に住宅市況にも改善の兆しが現れており、焦点は米国経済の先行きが引き続き回復基調となるかどうかという点となろう。まずは今後の相場展開を占うにも、6日(水)に発表される米FOMC議事録に注目したい。

ただし年末の薄商いの中とはいえ、ドル円が93円台をつけたことはやや行き過ぎ感もあり一服する可能性も否定できない。さらにポンド円に関しては150円をブレイクしてきた。各通貨クリスマス休暇前の水準であったドル円91円台、ポンド円146円台までの調整は視野に入れておきたい。

[今週の予想レンジ]
ドル ・円  90.00- 93.50
ユーロ・円 129.00-133.00
ポンド・円 141.00-151.00

【今週の主な経済指標】
5日(火)24:00 USD 製造業受注指数-11月
6日(水)28:00 USD FOMC(連邦公開市場委員会)議事録
7日(木)17:15 CHF 消費者物価指数-12月
19:00 EUR 業況判断指数-12月
19:00 EUR 経済信頼感-12月
19:00 EUR 鉱工業信頼感-12月
19:00 EUR サービス業信頼感-12月
21:00 GBP BOE(英中銀)政策金利
8日(金)19:00 EUR GDP-3Q確報値
19:00 EUR 失業率-11月
22:30 USD 非農業部門雇用者数変化-12月
22:30 USD 失業率-12月
24:00 USD 卸売在庫-11月
29:00 USD 消費者信用残高-11月

≪2009年12月31日クローズ時点≫
ドル・円   :「ベア」
ユーロ・円  :「ブル」
ユーロ・ドル :「ブル」
英ポンド・円 :「ベア」
豪ドル・円  :「ブル」
NZドル・円  :「ブル」

※ブルは「買い」、ベアは「売り」、スクウェアは「拮抗」になります。


ドル円は「ベア」
薄商いの中、狭いレンジでの推移となったものの小幅上昇で引けている。年末に93円台を
つけたことにより参加者は高値警戒感から「ベア」を選択、クリスマス前の水準からする
と買われ過ぎと見ているようだ。確かに上値は重く、更なる上昇と考える参加者は多くは
ないかもしれない。6日(水)にある米FOMC議事録までは動きづらく、様子見ムードが漂う
だろう。


ユーロ円は「ブル」
株高・商品価格の上昇を背景にユーロ買いが進むも、対ドルでのユーロ売りに押され、上
値は限定的に。参加者のポジションもやや拮抗気味になりつつも辛うじて「ブル」。本日
は特段ユーロ関連のイベントは見受けられないものの、株価を睨みながらの推移となろう
か。ややリスク選好に偏りつつある状況と考えれば底堅い推移となろうか。


ポンド円は「ベア」
昨日は堅調な上昇基調となったポンドであるが、参加者は高値警戒感から「ベア」を選択
している模様。
このところ急激に進んだ対ドルでのポンド売りに対する反発も見られつつあり、ポンド円
を押し上げる一要因となっている状況か。本日は特段手がかりとなる材料はないものの、
薄商いを狙った投機筋からの仕掛け的な動きなどに注意したい。


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