「常時ポジションを持たない」ことこそが最強!



 たった1分のトレードで4000万円ってもう、笑うしかない。こうして誰もがうらやむ大勝利を収めたわけだが、F・T・K・氏は反省しきり。

 「最後の4000万円は単にツイていただけ。正直6日はBadトレードでした。130回以上もトレードしちゃってるのは、ルールを破ってエントリーしてたから。本当なら、もっと楽に勝てたはずです」

 だが、たとえラッキートレードだったとしても、これを機に勢いづいたのは間違いない。なんたって、F・T・K・氏の5月第1週の利益は7000万円、第2週は3000万円と好調に利益を重ねて、5月だけで2億円近い利益を稼ぎ出しているのだ!

 「負けない理由? 長いポジションをとらないからかな。ボクのトレードはサンバを聴いたりしながらひたすら暴落&爆騰を待つ。暴落がきたら反発するところで全力買いして、成功しても失敗してもサッサと逃げる」

 ナンピンサンバをキメるときだけは、日本人の心、演歌をストップしてサンバを聴くべし。ただし、調子に乗りすぎると大ヤケドする可能性も。ハイリスクのトレードであることだけは心得ておきたい。



■F・T・K・氏
20年前にブラジルから出稼ぎのため来日。
FXの利益はトータル2億円を優に超える。日本文化を愛するFX界のラモス瑠偉
http://ezinvest.blog100.fc2.com/







1日で5500万円稼いだ全力ナンピンサンバ!


 驚異のサンバトレーダーF・T・K・氏には20人もの弟子たちがいるという。その多くがブラジル人であり、〝ナンピンサンバ〞の使い手。だが、本当にこんなリスキーなトレードでみんな勝てるのか!? 疑問を解明するために氏の高弟を直撃!

 「師匠さまさまよー。ボクのトレードデータ見る?」

 会って早々、5月7日の取引履歴を見せつけようとするのは高弟H。やはりラテンのノリか、結構フレンドリーだ。

 「5月7日はね、最初はトラックの中でトレードしていて、そのあと事務所に帰ってずっとトレードしたの」と高弟H。トラックの中? なに言ってんの? と思ったら、この高弟H、なんと本職はトラックドライバー。助手席のノートPCでチャートをチェックしながら運転するというのが彼の日常なのだとか。

 「前は無線インターネット接続のためにイー・モバイル使ってたのね。あれダメ。トンネル入るとブツっと切れる。FOMAにしてから最高よ! いつでも、どこでもトレードできる」


8月7日はパーキングエリアでトレード開始


 単なるトレード中毒か……と思いつつ、トレード履歴をチラ見。すると、なんと5月7日だけで、5500万円以上の利益!! 師匠を超えてるじゃん!

 「この日は大阪からの帰り道で暴落していることに気づいたね、ボク。それでパーキングエリアに入って、本格的にトレードして1200万円稼いだ。それから18時ごろに事務所に戻って、また夜中1時半ぐらいまでトレードして4360万円稼いだね

 そのトレード手法は師匠のナンピンサンバそのものなのだが、唯一異なるのはトレード枚数が常に300枚であること。本来ならば、ナンピンするごとに枚数を増やしていくべきなのだが、高弟Hにはその強弱がなく、常に「強」状態。それだけにリスクも小さくないようだ。

 「師匠ほど資金がないのに、さらに枚数を増やしてトレードしてたんです。2000枚のトレードを繰り返して……そうしたら2400万円なくなった(苦笑)」

 履歴を見ると利食いは大きくて20pips程度。ときに0・3pipsで利食っているあたり、全力ナンピンサンバには野生の勘が必要かも……。



■高弟H氏
'09年1月に18万円でFXを開始するもたちまち0円に。
その後、F・T・K・氏に弟子入り(授業料25万円)して覚醒